こんにちは。守口市会議員団です。
[2007.10.2] -[新守口]
九月二三日、第二七回守口母親大会が守口文化センターで行われました。
冒頭、実行委員長や大阪母親連絡会より来賓のあいさつを受けた後、「イラク戦争から四年」と題して、中学校のこどもたちと一緒に作ったスライドによる報告が行われました。イラクの状態は警察も崩壊し、治安は悪くなるばかり。イラクの死者は少なくても、三万三千人を超え最高では六万人となっている。アメリカ兵の死亡も三二三〇人、アメリカの貧困層が兵士であることなどが報告され、スライドでは両足を切断されベットで横たわっている子どもの姿や、亡くなった子どもの前で泣いている母親の姿が映し出され、参加者の涙を誘いました。その後は先の参議院選挙で比例代表候補者として奮闘したケイ・シュガーこと佐藤圭子さんによるピアノ弾き語りが行われました。父親が音楽の先生だったためにピアノを小さい時から習い、自作の曲が披露されました。「朝の風と光につつまれて」「多喜二へのレクイエム」「こども叱るな来た道だ」に続き、最後に参加者で赤とんぼを合唱して、全大会が終わりました。
分科会は①戦争を語りつぐー平和な未来をめざして②安心できる老後を願ってー年金問題を中心に③若いお母さんー親子で遊ぼうに分かれて熱い討論が行われました。
最後に、第二七回守口母親大会アピールが採択され、「先の参議院選挙では、貧困と格差を広げる自・公政権に国民はノーの審判を下しました。安部首相は国会で所信表明を行って、九月一二日に突然辞意を表明し、国会審議をストップさせました。これは自・公靖国派内閣の破たんであり、生活に不安をつのらせる国民に背を向ける政府・与党の無責任さに怒りが高まっています。今こそ、国民・女性の声が生かされる政治求め、草の根の女性たちとともに、平和憲法とりわけ『九条を守り、くらしにいかそう』の声を高らかにあげましょう。生命を生み出す母親は生命を育て、生命を守ることをのぞみます」と高らかに宣言しました。