こんにちは。守口市会議員団です。
[2013.1.15] -[インフォメーション]
昨年の12月議会で、大阪広域水道企業団に、敷地内にある里道など6,372㎡を売り払い、約3億3500万円が守口市に臨時収入としてはいりました。
守口市はそのお金を庁舎建設資金積立基金に繰戻しを行いました。
西端市長はタウンミーティングなど市民の前では、守口市は経常収支比率が高く市民サービスに回せる自由なお金がないなどと述べています。
それなら臨時収入は、いつでも自由に出し入れできる財政調整基金に繰入れるのが常識です。庁舎建設資金積立基金に入れたのでは庁舎建設のときしか使えないからです。カネがないカネがないといいながら、使用目的意外に使えない定期預金に積み立てるようなものなのです。
この3億3500万円のお金は、市民サービスに使おうと思えば自由に使えます。学校の耐震改修工事を速めるために使おうと思えば自由に使えます。国保料の引き下げに使おうと思えば自由に使えます。
なぜ庁舎建設にしか使えない定期預金にいれるのでしょう。里道とはいえ市の財産は市民の財産です。市民の財産を切り売りして得たお金は市民に還元するのが当然でしょう。
西端市長は「カネがない」と言って市民サービスの拡充は何も行わず、もりぐち改革ビジョンと称して市民に負担と我慢を押し付けているのですから、カネができたときくらい市民サービスの拡充を行うべきではないでしょうか。
真崎議員はその点を追及しました。西端市長は一度も答弁にたたず、財政当局は「財政調整基金に繰入れるというのはひとつの考え方であるが、今回はこのようになった」と、まともな答弁ができませんでした。