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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    学校耐震化率府下最下位子どもの安全待ったなし(新守口No1744、2007年9月16日)

    [2007.9.18] -[新守口]

     子どもたちが一日の大半を過ごし、地震発生時には避難所として地域の防災拠点の役割も果たす小中学校の耐震化は地震への備えの大前提です。しかし、いざという時、頼りになるべき小中学校でも、地震発生時に危険な建物がいまだに数多く存在し子どもたちの生命が危険にさらされているのが実態です。

     文部科学省の二〇〇七年四月の発表によれば守口市は府下市町村で耐震化率9・3%で最下位となっています。守口市での耐震化の取り組みの現状はどうなっているのか明らかになっています。平成十五年度から耐震診断が行われています。診断は千㎡以上の床面積、昭和五十六年以前に建築された校舎等が対象になっています。小学校では総数六六棟中、昭和五六年以降に建設された棟は五棟、千㎡までの棟は十三棟、耐震診断実施は三十二棟、補強工事実施は金田小学校校舎、南小学校体育館、東小学校体育館、守口小学校体育館の四棟のみです。中学校では総数四十一棟中昭和五六年以降に建設されたのは二棟、千㎡までの棟は十棟、耐震診断実施は二十一棟、補強工事実施は梶中学校体育館のみです。問題は小学校で十四棟、中学校で十三棟は診断もされていないことです。財政難が原因ですが子どもの安全は待ったなしです。西口市長は公開討論会で耐震化を公約しました。その手腕が問われます。
    公立小中学校の 耐震化 率状況
      耐震化率 府下順位

    四条畷市

    66.0%

    6位

    大東市

    53.5%

    11位

    枚方市

    44.5%

    16位

    門真市

    29.6%

    31位

    交野市

    29.6%

    32位

    寝屋川市

    21.6%

    35位

    守口市

    9.3%

    43位

    府下平均

    55.6%

    全国平均

    58.6%