こんにちは。守口市会議員団です。
[2007.9.11] -[政策と実績]
2007.9.10
日本共産党守口市会議員団
9月9日執行で守口市長選挙が行われ、前大阪府議会議員の西口勇氏が当選し、新しく市長に就任した。
選挙の結果は、小笹智子氏が得票数17,931票、得票率40.63%、西口勇氏が得票数26,198票、得票率59.37%であった。西口氏を推薦した自民・公明両党の参議院選挙比例代表の得票から約5,000票を減らし、有権者は引きつづき自民・公明政治に厳しい審判を下した。
日本共産党は、「守口市民が主人公の街づくりをめざす会(準備会)」とともに、最悪の自公コンビの市政を阻止するために、小笹氏に一定の期待を示しつつ候補者擁立を見送った。小笹氏は敗れたとはいえ、政治的には全くの無名、わずか1カ月の準備期間という悪条件の中で善戦健闘したといっても過言ではない。
選挙戦の中で明らかになったことは、西口氏が自民党の地方政策を忠実に実行することを公約の中で明言したことである。それは例えば、学力テストの守口市独自での実行、企業優遇政策、行政の責任放棄である民間委託の推進、時代遅れともいうべき「道徳心」の涵養(かんよう)、国や大阪府の責任を免罪し市民に犠牲を押し付ける「財政再建」などである。日本共産党は、このような自・公の悪政をストレートに持ち込む西口市政には断固として対決する。地方自治体の本来の姿である住民の健康・福祉・安全を守る当たり前の守口市政を実現することこそがいま求められているからである。
市長選挙の結果は、自民・公明コンビによる最悪の守口市政が予測されるが、一方、長い間つづいたオール与党体制の崩壊という可能性を秘めた新しい政治情勢のもとで、新しい守口市政の探究が始まろうとしていることを示している。
日本共産党は市民とともに「住民が主人公」の市政実現のために市民生活を守り、市民要求実現のために議会の内外で全力をつくして奮闘する決意である。