こんにちは。守口市会議員団です。
[2012.5.28] -[新守口]
5月14日・15日の2日間にわたって開催された守口市議会臨時会は、議長・副議長などを選出して閉会されました。
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今回の役員選挙の特徴は守口新政会という会派が「水面下の調整にはいっさい応じない」として各会派間の調整を拒否したことにより、事前調整ができずに投票等によって選出を余儀なくされたことです。
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議長は投票で副議長は指名推薦で選出
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まず議長・副議長などの選出をめぐっては、立候補制にすればどうかと守口新政会から提案がありましたが、これまで通り会派間での話し合いで決めようと言うのが大勢を占めました。
守口新政会は議長か副議長のいずれかを要求するとして会派間の事前話し合いに参加せず「投票で決める」としましたので、本会議場での投票が行われ、
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津嶋 恭太議員 18票
竹内 太司朗議員 3票
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の結果で、津嶋恭太議員が再び議長に選出されました。
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つづく副議長の選出では、守口新政会は議長か副議長のどちらかをとしていましたが一転、要求を取り下げたため、本会議場での投票は行われず全会一致の指名推薦で
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立住 雅彦議員
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が副議長に選出されました。
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議会選出監査委員については、当該議員が辞表を出さないことを確認し、従って、改めて市長からの提案もせず改選を行いませんでした。
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常任委員会の役員選出をめぐって異例なことが
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15日は、議会運営委員会、総務市民委員会などの3常任委員会、さらに議会活性化特別委員会の委員の選任と委員長、副委員長の互選に移りました。
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委員会の正副委員長は各委員会において互選することになっていますが、時間を省略するために議会運営委員会で決定することが慣例になっていました。今回も議会運営員会で、3常任委員会の正副委員長について推薦がありました。しかし、守口新政会から、3常任委員会とも正副委員長推薦案に同意できないとの発言があったため、会議規則に基づいて本会議場では委員だけを選任し、その後各委員会を招集して委員会で互選することになりました。
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異例なことが2つありました。
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一つは、竹内議員が自らが所属する福祉保健委員会の副委員長になりたいと自ら要求したことです。役員を自分が欲しいと公言した議員は過去にほとんどありません。欲しくてもじっと我慢して、他の委員から推薦してもらうまで信頼関係を築くのがこれまでの慣例であり、「日本人の美徳である謙譲の精神」に合致するものです。「やりたい人よりやらせたい人を」というのは人口に膾炙しています。
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今回初めて本人から、委員会という公の席上で副委員長をやりたいとの申し出がありました。(投票で否決されました)
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2つ目は、そのことに関連しますが、委員会で投票を行ったことです。
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委員会では互選することになっていますが、総務市民委員会では、委員長と副委員長を逆にすべきだと守口新政会は議会運営員会で要求していましたが、総務市民委員会の席上ではあっさりとその要求を取下げ議会運営員会での推薦通り、全員一致で
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井上照代委員長
作田芳隆副委員長
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に決まりました。
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福祉保健委員会では守口新政会の委員が、三浦委員長、杉本副委員長の社民党と共産党では偏った委員会運営になるなどと、的外れの主張を行い、自らが立候補したため、無記名投票となりました。委員会の正副委員長はイデオロギーや政策とは無関係で、公平公正な委員会運営を行うことが任務です。所属党派で運営が変更されることはこれまでもなかったことです。 守口新政会の言い分は全く的外れの思い込みに固まった時代遅れの反共偏見と言わなければなりません。
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福祉保健委員会の中で全会一致で
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委員長 三浦健男議員
が選任されました。
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副委員長は投票の結果
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杉本悦子議員 6票
竹内太司朗議員 1票
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で、杉本議員が副委員長に選任されました。
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建設文教委員会では、守口新政会の委員が、本人の承諾も得ないまま他の会派の委員を副委員長に推薦しましたが、推薦された当の本人が、固く辞退したため正副委員長は、全員一致で、
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委員長 和仁春夫議員
副委員長 池島一夫議員
が決定ました。