[2012.1.14] -[インフォメーション]
抽象的な理念だけならごまかせたが
具体的に施策を提示してはっきりした「改革」の中身は市民犠牲の押し付けという事実
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「変えんとアカン、変わらなアカン」とか「現状維持では何も変わらない」とか、維新の会はこれまでのシステムを変えるために頑張っていると言います。
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長引く不況と景気の低迷、働いても働いても暮らしがよくならない、それどころか働く場所さえ満足にないと言う閉塞感にさいなまれている国民・市民には、大阪維新の会の「変える」というスローガンはとても頼もしく感じられます。
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公務員攻撃と改革の理念だけを唱えていればまだ国民・市民をごまかすことができましたが、具体的な改革の中身を施策として提示した途端、ボロが出ました。
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それが「もりぐち改革ビジョン(案)」です。現状維持では何も変わらないとしながら、現状よりも悪いほうへ市民を導こうとしていることが明らかになりました。
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市民健診は有料化になります。保育所保育料は値上げになります。老人福祉センターの風呂は4月から廃止します。消防団は廃止の方向で検討します。小学校の警備員は配置を止めます。国民健康保険料も値上げします。等々…
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こんな「改革」なら、現状維持のほうがよっぼとましです。
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変わらないほうがましです。
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「もりぐち改革ビジョン(案)」の計画を実行すれば10年間に少なくとも300億円の借金を行います。借金は「悪だ」と、言っていた維新の会の推薦を受けた市長が300億円の借金をするのです。それも、建設事業のための経費だけでです。
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西端市長の公約は「徹底的な財政再建」だったのではなかったのでしょうか。「守口市は借金が多すぎる」と言っていたのではなかったのでしょうか。
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そんな市長が、これから10年間で300億円も借金して公共事業を推進することについて、なんの矛盾も感じないのでしょうか。
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言っていることとやることが大きく食い違っています。世間ではこんな人を「ウソつき」と言います。