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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    「市議会だより」は、議会の権能と責任のもと発行されています。~市長の支配下にあるのではありません

    [2011.12.3] -[インフォメーション]

    「代表質問に対する答弁に     時間を要し、会期延長」 .  市議会だより12月号の、9月議会の様子をお知らせする記事の見出しです。 .  この見出しに西端市長が激高し12月1日午後、議会事務局長を市長室に呼びつけ大声で怒鳴りつけました。日本共産党の真崎議員はたまたま市長室前の廊下を通りかかって、西端市長の異常な怒鳴り声を耳にしました。 .  後程、同議員の調査で、西端市長が怒鳴りつけた相手は議会事務局長で、その場には守口新政会という会派の議員3名も同席していたことが判明しています。 .  市長に対するチェック機構の議会の事務方のトップである事務局長が、議会の権能と責任で発行している市議会だよりの記事をめぐって怒鳴られているのに、市長を制止することをしないばかりか、一緒になって攻撃する「市長与党」を自認する新政会の議員は、議会の一員であることを自ら放棄しているといわなければならない異常な行動です。 .  もともと、市議会だよりは広報もりぐちと一緒に見られがちですが、全く違います。市議会だよりは広報もりぐちの一部ではなく、議会の責任で発行されているもので、発行主体は市議会なのです。 .  そうであるのに、何を勘違いしているのか . 「広報もりぐちは市役所の職員が文章を書いている。市役所のトップは市長である。会社で言うならば社長。そのトップに対して、職員が市長のマイナスイメージを市民に与えてしまう文章を作成するとはいかがなものか」 . と、見当違いの主張をする市長やその与党は、地方自治体の基本的な仕組みも知らない、議員になっても何らの勉強もしていないことを証明しています。 .  市議会だよりは議長を補助する職員がその原案を作成したとしても、それはあくまでも議会を代表する議長の指示によるものであり、議会という機関の責任によるものです。市役所の職員と言えども議会に出向している以上は議会の職員としての事務の遂行が当然のことながら求められます。ましてや、原案から次々に文章やレイアウトもチェックされるたびに変更されていきますから、原案がどうであったのかなどということは問題にもなりません。 .  市議会だよりは、市長の支配下にあるのではなく、議会としての権能と責任のもとに編集されていることははっきりと認識されなければなりません。守口市議会はこれまで、たとえ与党と言えども、いや与党であるからこそ、市長が間違えば、率先して正してきたという民主的な伝統があります。市長に支配される与党ではなく、議会としての権能と責任を自覚した本来のあるべき与党の姿を今の「与党」には望むべくもないのでしょうか。 .  ついでに言えば、市議会だよりの見出しも中身も事実が報道されています。意図的に事実をゆがめようとか、デフォルメしようとかせずに、事実を淡々と記事にしています。その意味ではいわゆる「お役所的な文書」で、無味乾燥と言え、「面白さ」に欠けています。 .  日本共産党としては、もっとリアルに、議員の質問に全く自分で答えようともせず、職員任せの市長の様子を描いてもよかったのではないか、新政会の議員の議会活性化特別委員会でのばらばらの意見をもっと詳しく描いてもよかったのではないか、財政問題を取り上げながら、財政に全く無知であったことも事実として取り上げてもよかったのではないかなどの不満はありますが、議長・副議長という、すべての会派を含めて議会を代表する、公の作成する「議会だより」としは、これが限界なのかとも感じています。 .  他市のように、編集委員会を構成し、議員が前面に出て、政治家として「議会だより」を作成するようになればもっともっとリアルに、チェック機構として、政策提言機構として政治的な紙面にすることができるのではないかと考えます。 .  さらに言えば、代表質問は23時間かかって行われましたが、そのうち16時間が市長の答弁を待っている時間でした。 .  会期延長が「代表質問に対する答弁に時間を要し」という見出しは、全くその通りで、事実を事実として当然のことを現しているにすぎません。市長も「与党」も事実を曲げた市議会だよりを作成すべきだとでもいうのでしょうか。