こんにちは。守口市会議員団です。
[2011.11.15] -[インフォメーション]
守口新政会通信は最後に言います。「多くの疑惑が残ったまま、条例案は今回の9月議会の本会議において可決されました。私たちの力不足により、真相の究明には至らず、市民の皆様には大変申し訳なく思っております。」と。 . 「私たちの力不足により真相の究明には至らず」としていますが、真相の究明のために守口新政会の議員が何をしたのかと言うことが述べられていません。述べられないはずです。何もしていないのですから。 . 「多くの疑惑が残ったまま」と言いながら、「疑惑」を解明するためにどのような努力がなされたのか、例えば市議会の委員会質問で、少しでも追及のための質問をしたかと言えばそのようなそぶりさえもありませんでした。 . 追及どころか、委員会でも、その前段の都市計画審議会でも守口新政会の議員は、諸手をあげて賛成しているのです。都市計画審議会には、竹内太司郎議員と甲斐礼子議員、建設文教委員会には甲斐礼子議員がそれぞれ委員として出席していますから、「疑惑」究明の質問をすることができたにもかかわらず、一言の追及も行っていません。 . 建設文教委員会では、条例案提案者の真崎議員や作田議員に甲斐議員から、「(今年の)3月に西口市長から(大日のことについて)説明があったかどうか」と、言う質問が行われただけで、「疑惑」についての発言はありませんでした。 . それどころか、甲斐議員は「今回こういうふうに(建築制限を緩和する)変わったのは、大きな社会情勢の変化と受け止めてよろしいんでしょうか」と質問し、理事者から「社会情勢の変化に合わせて柔軟に動くと言うことです」との答弁を受けて「わかりました。そういうふうにとらえさせていただきます」と納得しているのです。 . 甲斐議員は、都市計画審議会において質問しなかった理由について「(理事者から)その質問はやめてください、その場では聞かないでくださいという制止がありました」と、理事者の圧力があったと委員会で言いわけしました。 . 真崎議員は「私どもも質問する時にこれはやめて、と理事者から要請を受けますが、自分に信念があればきちんと質問するのが議員の責務である。その辺はきちっとした方がいい」と甲斐議員のいいわけに対して、議員の心構えを説きました。 . いずれにしても、甲斐議員は委員会と都市計画審議会で、竹内議員は都市計画審議会で西口市長が諮問した建築制限の緩和について賛成しているのです。『通信』ではそのことについて一言も述べていません。 . また、「疑惑、疑惑」と『通信』では騒ぎ立てておきながら、正式の場では一言も疑惑について触れていないのです。本当に「疑惑」があるのなら、力不足とはいえ一言くらいは追及できたのではないでしょうか。 . 実は「疑惑」についてふれなかったのは理由があります。「疑惑」そのものがないからなのです。『通信』でも「多くの疑惑を残したまま」と言いながら、具体的にどんな「疑惑」があるのか述べていません。そのことが「疑惑」そのものがないことの証明なのです。 . 守口新政会通信は、これまで見てきたように火のない所にむりやり煙を立てて、市政の不安と市政への疑念を抱かせるように市民を煽ろうとしています。ないものをあるかのように見立てて市民と議会、市民と行政、市民と市職員の対立をつくりだして市政を混乱させようとする大阪維新の会の手法をそっくりまねしています。 . 議員が市民への広報活動を行うことは当然のことです。むしろ積極的に情報公開の活動、情報提供活動をいっそう拡大することが議員には求められています。しかし、その情報は正確であることが大前提です。客観的事実と、議員の主張や感想を混同することがないように細心の注意を払い、市民が守口市政について、より理解を深めることができるように努力することが必要です。 . 守口新政会通信第2号は、自分たちが理解できていない都市計画について「疑惑」を煽り立てるものですから、よけいに支離滅裂になってウソをかき立ててしまっています。これでは、情報提供としては論外であると厳しく指摘しなければなりません。