こんにちは。守口市会議員団です。
[2011.10.25] -[議会報告]
西端市長最初の議会である9月定例会が閉会しました。
10月24日(月)午後1時に召集された最終日の本会議にはいる前の議会運営に関する議事を打ち合わせる議会運営委員会で、大日地区の地区計画内における建築制限条例改正案の委員長報告に対して守口新政会が質疑し、委員会で賛成した甲斐礼子議員が反対討論を行う予定であることが判明し、議会運営委員会で疑問の声が上がりました。
もともと、委員長報告は事前に各委員に回覧し、事前の了承を取り付けて本会議で発表することが通例となっています。今回の委員長報告も事前に当該委員の甲斐礼子議員にも了承を取り付けているものであり、この委員長報告に対して質疑をするというのが理解できないなど、各委員から疑問の声が上がりました。
守口新政会の竹内太司朗幹事長は、建設文教委員会で委員長が公平公正な運営をされなかったため会派の議員である甲斐議員が反対できなかったと、重大な発言を行いました。
守口市議会で常任・特別委員会委員長が、公平性や公正性を欠いた運営をしたということは委員長としての資格を問われる重大事です。竹内議員は平然と委員長の運営が悪かったと述べたのです。
議会運営委員会の委員全員で、建設文教委員会のテープを聞きましたが、特段公平性や公正性を欠いた点は見られなかったため、どこに問題があるのかと、委員長が竹内議員に質しました。
竹内議員はテープを聴いたが問題はない。ただ建設文教委員会の終了後委員長に抗議というか申し入れを行ったとき、電話をかけたその時に、聞くに堪えない内容で怒鳴られたのが公平公正でないと感じたと、またしても言い逃れを行いました。
建設文教委員長は、確かに大きな声を上げた。運営が公平でないとして抗議するといわれたから、自分は抗議を受けるいわれはなく、公平公正に運営しているとの自身があったから、大きな声を出したと認めたうえで、大きな声を出した原因は竹内議員がいわれのない「抗議」をすると、挑発したことによるものであることを明らかにし、大雨の中を議会に帰ってきて、一時不再議のルールの説明を行うと同時に、委員会のテープを聞いて問題がないことを竹内議員、も甲斐議員も確認したではないかと述べました。
別の委員からは、みんな委員長をやるときには公平に、公正にやらなければと一生懸命にやっている。それを公平でないとか公正でないとか言われれば怒りたくなるのは当然だし、私だって悔しくて声を荒げると思うと、建設文教委員長の言い分を支持する意見もでました。
議会運営委員会では、何時までもこの問題にかかわって、時間が過ぎれば、本会議が遅くなり議案の採決が遅れてしまう。とりあえず本会議を開いて議案の処理を行うということが決まり、本会議を開催し議案の処理を行いました。
本会議は意見書案を残し、議案処理を行い休憩し、議会運営委員会が開催されました。休憩の間の副議長の説得でようやく守口新政会の竹内議員が、公平公正ではなかったというのは間違いで陳謝すると、述べたため全員がこれを了とし、議会運営委員会が閉会され、本会議も意見書案を採択してようやく午後7時前に閉会となりました。