こんにちは。守口市会議員団です。
[2011.10.10] -[インフォメーション]
守口新政会通信(第1号 2011年10月10日)に「9月定例会は、予定通り日程が進んでいません。議員の多くは、議会が順調に進まない理由として、一方的に市長が悪いと考えているようです。しかし、議会運営は、まさに議会が行うものなのです。一方的に市長に責任を押し付ける態度には、賛同しかねます」との記事を載せています。 . 守口市議会9月定例会は10月7日、市長の発言をめぐって中断しています。市長が誤った答弁をして、その答弁の取り消しまたは訂正を議長に正式に申し入れをせずに済まそうとしたので議長が会議を止めたのです。 . まず最初にハッキリしておかなければならないのは、議事の進みが遅いのは、市長の答弁が遅いからです。これまでの歴代市長のように、職員の手を借りずに自分で考え自分で責任を持って答弁すればいいのに、職員が後ろの席で答弁書を作るまで5分でも、10分でもじっと待っているから時間がかかりすぎるのです。新政会の通信が言うように「市長が悪いと考えている」のではなく、「議会が順調に進まない」のは市長答弁が遅いという事実があるのです。 . 議会というのは、井戸端会議ではありません。市民の権利を制限したり拡大したり、市民生活を大きく左右することを審議して決定する重要な場所です。したがって、地方自治法や会議規則などキチンとした法令に基づく、一定のルールのもとですすめられます。 . 今回審議が中断しているのは、議会の運営がまずいのではなく、市長が勝手に自分の答弁を取り消そうとしたことによるものです。市長自身も「誤りでした」と認めている答弁をルールに基づいてキチンと議長に申し出をして取り消しまたは訂正すれば済むことなのに、議長への申し出を行わないから中断しているのです。 . そしてそのことは、守口新政会の竹内太司朗幹事長も議会運営委員会で賛意を表明しているのです。それが一転して、本会議に入ると会派として反対の態度をとるという議員として説明のつかない行動を行ったのです。とりわけ、竹内議員の議会運営員会で賛成し、本会議で反対した二律背反の態度こそ市民から糾弾されるのではないでしょうか。 . 守口市議会9月定例会が中断しているのは、事実経過を見れば明らかです。議会は市長に議会のルールを守るように求めているのであって、そのルールに従わないのが西端市長なのです。守口新政会通信が記述しているようにどちらに責任があるのかで中断しているわけではありません。むしろ、そのような見方しかできない守口新政会に何らかの意図があるのではないかと疑いたくなります。