こんにちは。守口市会議員団です。
[2011.10.8] -[新守口]
公立保育所から最初に民営化された三園の保育園のうち橋波保育園は、これまでも再三お知らせしているように、守口市との契約に違反して保育園内で学習塾を行っていました。 . 守口市は、橋波保育園に対して学習塾を中止するか、学習塾は園外で行うかして市との契約を遵守するように申し入れを行ってきました。 . しかし、一向に聞き入れようとしないため、今年三月に、守口市は橋波保育園に対して、土地の使用貸借契約は平成24年3月をもって満了し、その後については再契約を行わない旨を通知していました。 . その橋波保育園が、裁判所に対して契約更新を求めて調停の申し出を行ったのです。これまで再三にわたる守口市からの話し合いについて誠実な対応をせず、園側の言い分を一方的にまくし立て、話し合いの継続ができないようにしてきたその責任についてどのように考えているのでしょう。裁判所での調停というのは、調停員を中に入れて双方の言い分を主張し、その中で譲り合うべきは譲るなどを行い、妥協点や合意点を見出すものです。すでに話し合いの段階はとっくに過ぎています。ところが、西端市長は、調停の申し出を受け、代理人の弁護士を選任するように担当部課に指示しました。調停を受ける気がなければ、職員を出席させ、不調にすれば済むことで新たな出費は必要ありません。代理人を選任するということは調停で話し合いをするつもりなのでしょうか。 . 西端市長は、市長選挙で、橋波保育園で個人演説会を開催したり、橋波保育園の副園長で学習塾を行っている張本人のNPО法人の理事長である水原よしあき氏からも推薦を受けるなどの応援を受けています。 左のビラは西端市長の「マニフェスト」ビラですが、名前を連ねている推薦人の左端が、橋波保育園の副園長を名乗り、四月の市会議員選挙に出馬し落選した水原よしあき氏です。 . 橋波保育園の園長は、西端氏の個人演説会で「西端市長で橋波保育園を守りましょう」と訴えています。そこには、西端氏が市長に当選すれば、守口市の契約が更新されるとの橋波保育園の期待が込められているとみられても仕方がありません。 いやしくも市長選挙に出馬するに当たり、守口市との利害が相反するものに推薦を受けるということがあってはならないはずです。身ぎれいにすることこそ政治家の第一歩であるべきです。