こんにちは。守口市会議員団です。
[2011.10.1] -[インフォメーション]
地方自治体は二元代表制をとっています。しかし、どちらかといえば首長に有利に働くような制度です。 . 首長は議会に対して拒否権を持っていますし、解散権も持っています。予算編成権を持ち、執行機関の長として人事権も持っています。 . 議会は執行機関の監視役としての仕事が大きな比重を占めてきました。しかし最近、政策立案、条例提案など、大きく一歩踏み込んで、 首長と同様に地方行政の専門家としての役割を果たすことが求めらるようになってきました。 . 首長が民意の集約、議会が民意の反映、今までそのように言われてきましたが、議会は民意を反映すると同時に首長に劣らず行政の 専門家としての位置づけが大きくなります。片手間で、議会だけに出席していればよしとする議員はこれから必要なくなります。旧態然の 議員であれば必要ないと市民から指弾を受けることになります。 . つまり、古い体質の議員が市民の目につけば、「議員が多すぎる」と言われるのです。本来、相対的に大きな力を持つ首長に対して議会 は集団としての力で、各種のエキスパートの集団としての力で対抗することが必要ですから、議員は少なければそれで良しとすることは根 本的に間違っています。