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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    今後さらに高まる高齢化、一人暮らしの高齢者を見守る事業はますます必要性大(「新守口」№1872、2010・2.14)

    [2010.11.18] -[新守口]

     守口市は老人クラブ活動助成として老人友愛訪問活動に平成二十年度で三五円×五二週×三五〇〇人として六三七万円助成しています。
    この補助金を平成二二年度は全面カットしようとしています。
     この事業は一人暮らしの老人を訪問し安否確認の事業を老人クラブに委託しているものです。カットの理由に社会福祉協議会で同じような事業がある、他市では補助金を出してまでやっておらず国補助基準で出されている単位老人クラブ補助金の中でやられていることが理由です。
     社会福祉協議会がやっている事業は小地域ネットワーク活動として虚弱な老夫婦を対象に登録制で現在一六五〇名が登録されています。生き生きふれあいサロンや世代間交流などの事業も行われていますがこれは集団で元気なお年寄りが寄り添う事業ですから参加していない方への配慮がありません。平成一七年度高齢者のいる世帯は二〇九二五世帯で、そのうち一人暮らし世帯は六六二二人となっていますが平成二一年四月現在では高齢者は三四一七〇人で独居老人は八五〇〇人位に増えています。大半が老人クラブで訪問されているのが現実ですからこの事業がなくなれば到底目が行き届かなくなるのは目に見えています。高齢化が進む中新聞がたまっていたり、電気メーターが止まっていたりするなど異変がある世帯の発見にかかせない事業です。他市では市と市社協地元業者らが支援会議を立ち上げ一人暮らしの高齢者を見守る体制をつくり出すなど発展しているところもあります。西口市長は市長選挙のときは独居老人の見回りを増やし、安心安全な守口市を作ると発言していましたから今回の補助金カットは全く公約違反といわなければなりません。