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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    日本共産党の躍進で前進の第一歩を踏み出した日本の政治をさらに大きく前に(「新守口」№1876、2010・3.14)

    [2010.11.18] -[新守口]

     日本共産党は昨年自公政権から変わった民主党政権に対して、良いことには賛成、問題点には指摘をして政治を前に進めるために建設的野党として奮闘しています。国会論戦で鳩山首相に問題点の論議をして前向きな回答を引き出しています。 国の制度で子どもの医療費無料へ
     衆議院予算委員会では穀田恵二衆院議員が子どもの医療費無料化を国の制度として当面小学校入学前まで実施するよう要求しました。穀田議員は子どもを育てる親にとって一番の心配は子どもの病気、親が給料前だから病院に行けないとはっきり言う子どもが増えたなどとの学校の養護教師の話を紹介し、費用の心配なしに安心して病院にかかれるよう子どもの医療を無料にすることは切なる願いだと鳩山首相に迫りました。鳩山首相は財政面で無理があると答弁しましたが穀田議員は全国の都道府県すべてが子どもの医療助成を行い、うち35都道府県が通院・入院ともに助成(小学校入学前の子ども対象。一部は小6~中3年まで)していること、さらに94%の市町村が通院の助成(小学校就学前)を行っているなど1800近くの市区町村が都道府県負担に上乗せして医療費無料化に努力している事実を示しました。 
     また首相は財政状況が厳しいというが政府の見解でも約3000億円で無料化ができ、医療費助成は自治体の独自制度なので対象年齢など格差がある。国の制度化で地方を支援すべきだと迫ると鳩山首相は「優先課題として扱いたいテーマだと理解する」と答弁しました。
    介護療養病床の全廃計画~難民生む施策中止を
     穀田議員は同じ予算委員会で特別養護老人ホームに入れずに入所待ちの人が昨年12月の厚生労働省調査で42万1259人と前回06年の調査より約3万6000人増えその中で要介護度5、4の人が18万人もいると指摘をし、どう解決するかと政府に対応をただしました。これ以上待機者を出さないためにも介護療養病床を2012年度までに全廃させる計画とリハビリ患者を90日で病院から追い出す施策を中止するよう要求しました。鳩山首相は「この問題は深刻に見直していかないといけない、その方向で努力をしていきたいと考えている」と答弁しました。
    高すぎる国保軽減を
     小池晃政策委員長は参議院予算委員会でいのちを守ると言うなら、ただちに国保料の引き下げのための手立てをとるべきだとし、高すぎる保険料が払えず亡くなる人もいるなど深刻な実態を示して引き下げを政府に迫りました。小池議員は高い保険料の最大の原因は国庫負担を約50%(1984年)から25%(2007年)に引き下げたことにある、新政権になったにもかかわらず新たに盛り込まれた予算は40億円しかなく、ほとんどすずめの涙だと批判しました。日本共産党は当面国費4000億円を投入し保険料を一人1万円の引き下げを提案していることを紹介し、高い保険料を払い病気になったら3割の自己負担、こんなに高いのは日本だけで、国庫負担を増やし、保険料引き下げの措置をと迫りました。鳩山首相は「財政状況は大変厳しいが、財源確保に努力したい」と答弁しました。保険証取り上げにも触れ当時の民主党も賛成したことであり胸の痛みは感じないか取り上げをやめるよう迫りました。
     党国民運動本部長の清水ただし氏は政治を前に進めるために全力で奮闘すると決意を述べています。