こんにちは。守口市会議員団です。
[2010.11.18] -[新守口]
守口市新総合基本計画の基本構想素案が発表されました。この計画は1970年に第一次総合基本計画が策定され二度にわたり改定がされたのち1994年「文化香る定住のまち」、守口市21世紀計画が策定されました。
この間の人口の減少や少子高齢化の進行など社会情勢の変化は市民生活にも大きな影響を及ぼし本市の社会資源をより効果的・効率的に活用し市民のニーズに的確に応える町づくりを進めるために新たな計画を策定したと書かれています。この構想は2011年から2020年の10年間とされ実施計画は3カ年のリングシステムによる実施計画を毎年策定するとされています。
守口市の特性として大都市隣接で交通利便性が優れている都市である、淀川の広大な河川敷や鶴見緑地公園や西三荘ゆとり道などの自然環境があること、早くから整備された上下水道や道路保育所、学校の公共施設があるが老朽化の対応や耐震化が課題であること、市民保健センターや介護施設、医療機関の充実した保健・医療・福祉施設があること、大規模商業施設が立地しており市内近隣からの買い物客でにぎわっているが地域にねざした商店街との共存が課題であること、などがあげられています。
まちづくりの基本的課題では市民アンケートによると30代から50代までの働き盛りの世帯での住みやすさに関する満足度が低いことがあげられ暮らしやすい生活環境の整備があげられています。保健・福祉・医療、防災・救急の安心・安全なまちづくりの徹底、市民アンケートでは満足度が低く重要度が高い施策で学校教育の内容充実や施設の整備として子育て・教育環境の充実、地域経済の活力を担う中小企業や商店等の振興、市民参加によるまちづくりの推進などがあげられています。これらを踏まえてまちづくりの目標として学びとつながりを深め、豊かな心と生きる力が育つまち、一人一人の人権が尊重され、健康でいきいきと安心して暮らせるまち、交通の便を生かした、にぎわいと活力あふれるまち、自然環境と共生する安心・安全なまちを目指し夢と希望の持てる元気で明るい守口の実現をするとしています。人口の減少が続くなか2020年には13・3万人になると予想され、住んでみたい魅力ある町づくりに取り組み目標人口を2020年には15万人にするとしていますが具体的な方策の審議はこれからです。この案は6月1日から11日までパブリックコメントが行われその後各派代表による議論が行われます。