こんにちは。守口市会議員団です。
[2010.11.17] -[新守口]
16日の建設文教委員会では予算の審査に先立って、8月より水道料金を平均12・7%引き上げる、水道条例の一部改正案が審査されました。
日本共産党岩下信幸議員は、「22・23年度は料金を引き上げないと言っていたのではないか」と問いただしても、水道局は事態が飲み込めず、水道局自身が作成した平成19年度から23年度を期間とする「守口市水道事業健全化計画」を岩下議員から示され、はじめて自分たちのこれまでの言明に気づいた様子でした。しかも、この書類は「公的資金保証金免除繰上償還に係る公営企業経営健全化計画」として、国に提出されたものです。計画の公表についても、「本市議会の承認を得る」と自ら記しながら、実際には議会には一切説明せず、今回水道料金引き上げの議案を提出した後になっても、水道局のホームページにはそのまま掲載されていたというものです。
責任を追及された水道局は値上げ案が議決された後に、ホームページ上に市長名でお詫び文書を掲載すると釈明しました。
他会派の委員からも、「料金を上げれば、かえって節水意識が働き、使用量が落ち込むのではないか」との疑問も出されましたが、結局採決では岩下議員以外が賛成したため、値上げ案は委員会で可決されました。