こんにちは。守口市会議員団です。
[2010.11.17] -[新守口]
1月24日、京橋共同法律事務所の開設30周年を記念したシンポジウムが大阪市内で開催され、関係者ら一五〇名以上が集いました。日本共産党守口市会議員団も全員が参加しました。
冒頭に事務所を代表して愛須勝也弁護士が「79年6月に3弁護士の体制でスタートして、30年余が経過した。今後も守口市・門真市・大東市の三市を中心に、住民と労働者の生活擁護の運動をさらに広げていきたい」とあいさつしました。
また昨年10月に門真市で行われた国保実態調査に参加した長友薫輝三重短期大学准教授が「地域から貧困問題を考える」と題して記念講演。長友氏はホームレスだけが貧困ではなく、いつか自分も貧困層に陥る危険性があると話しました。また「自己責任論」が浸透し、30代のホームレスの中には「親にも今の自分の姿を見せたくない」との気持ちがあること、門真市で行った国保実態調査から、国保が貧困を拡大する原因となっているのではないかと感じ、国の負担割合を元に戻す必要性を強調しました。
また、第二部のシンポジウムでは、北河内合同労組、門真守口生活と健康を守る会、大阪社保協の各パネラーが司会者から提出された二つのケースをもとに、地域で助け合うネットワークづくりが必要であることを口々に説きました。