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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    一歳前後の乳児健診も保健センターで 守口市議会決算委員会で岩下議員が要求(「新守口」No.1859、2009.11.15)

    [2010.11.12] -[新守口]

    二十年度の市議会決算委員会が四日開かれ、引き続き日本共産党岩下信幸議員が予算執行に問題点はなかったのか、ただしました。

    集団検診で受診率アップを
     平成9年度から守口市の事業とされた乳児検診ですが、現在は生後一ヶ月がおおむね出産した医院で、4ヶ月、1歳6ヶ月、3歳6ヶ月を市民保健センターや一部の公民館で集団検診しています。4ヶ月から1歳6ヶ月の間は、9ヶ月~1歳までの間に市が指定する医療機関での個別検診となっていますが、集団検診の受診率が9割台(3歳6ヶ月検診を除く)なのに対し、個別検診では7割台と低くなっています。岩下議員は個別か集団かの区別は法的には何もないのを確認した上で、1歳前後の検診も発達障害の発見に秀でた医師が診る、保健センターの集団検診にすればどうかと尋ねました。健康推進課は医師の確保が困難と難色を示しましたが、岩下議員は市医師会などとよく相談して、解決するように要望しました。

    市民の協力で焼却ごみ大幅減
     二十年度からその他プラスチックごみの分別収集が始まりましたが、この年は焼却炉に入れるごみの量が前年度比7300㌧減の38347㌧と、過去十年間で最も少なくなりました。岩下議員はこの数字は平成十八年に守口市廃棄物減量等推進協議会が立てた目標値、年間39000㌧をクリアし、さらに平成十五年の一般廃棄物処理基本計画が定めた平成二二年度までのごみ削減の4指標も、目標年次の2年前でかなり近づいたり、上回ったりしていることも明らかにしました(別表参照)。また、一方で市広報紙に毎月掲載されているクリーンセンター通信内の啓発マンガは、市から作者に報償が支払われていないばかりか、年に二度ほどクリーンセンター職員有志の志により画材などが提供されていることが明らかとなりました。岩下議員は「市から報償を支払っていない上に、それを職員のカンパで賄うというのは二重におかしいのではないか」と指摘し、改善を求めました。

    ガードレール鍵のずさんな管理を改めよ
     市道に設置されているガードレール(パイプ状のもの)の中には南京錠で非常時等に取り外しできるものもあります。その鍵は誰が持っているのかとの質問に、道路課は最初、本庁職員と道路管理事務所職員と答えましたが、他の委員から「町会の役員も一部持ってるやろ」と指摘され、ようやく自治会役員やガードレールの前で営業している自営業者などの一部に渡っていることを認めました。しかし、岩下議員が再度質問しても、どこの箇所に、誰に渡しているのか、管理をどのように徹底しているのかも不明な有様でした。加えて、岩下議員は一部には工事用車輌をガードレールを外して路上に駐車しているなどの、市が想定していなかった事例もあると、写真も示して追及しました。さすがに道路課も調査し、改めさせることを約束しました。

    消防団と自主防災組織の協働体制
     市内には十三の消防団と一五六の地域自主防災組織が組織化されています。岩下議員は大規模な災害が生じた際には、これら消防団と自主防災組織は連携して動くようになっているのか、互いの仕事が競合したりすることはないのかと質問。防災課は、消火作業などは訓練を受けた消防団が行い、自主防は事前に登録された災害時の要援護者の援助を行うこと、一人一人の担当者が誰かと言うことも、消防団には伝わっていると答えました。

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