こんにちは。守口市会議員団です。
[2010.11.12] -[新守口]
10月6日に開催された守口市議会9月議会本会議で、日本共産党岩下信幸市議会議員が一般質問を行いました。
地元高校生の雇用確保について
9月11日に厚労省が発表した今年7月現在の統計では、高校新卒者の求人倍率は全国で0・71倍、大阪は、1・46倍と深刻です。本年3月議会では日本共産党守口市会議員団は代表質問で、「地元高校生の正規への雇用を確保するため、地元企業への申し入れなどを市長みずから足を運んで行うべきと考えるがどうか」と述べたところ、市長は「地域の経済団体や地元企業で構成される雇用団体等への働きかけについても行ってまいりたい」と答弁していました。そこで岩下議員はこの半年間、実際に高校生の新規雇用の確保に向けてどのような手立てを取ってきたのか質問しました。
西口勇市長は「商工会議所を事務局とする雇用開発協会を含む関係機関との事務連絡の際や地域の経済団体等の定例会に出席した折に高校生を含む雇用の確保を要請しており、今後とも、それらの団体に対してさらに要望して参りたい」と答えました。
さらに守口市京阪本通2丁目にある大阪府立守口高等職業専門校が4年後の枚方市津田地域への移転が予定されていますが、当該校は人気も高く、就職率も上々です。岩下議員は交通の便も良い守口市内に残すべきと主張し、西口市長も「できる限り地域に存続していただけるよう要望して参ります」と答えました。
市ホームページについて
守口市のホームページはこれまでも必要な情報が即時更新されないなど、議会からもたびたび意見が出されていました。岩下議員はホームページ全体の見通しが悪いので、全体の構成がわかる樹形図を載せ、さらに家計の前年度の所得を入力すれば保育所保育料や国保料がわかる仕組みの導入や、保育料や児童クラブ入会児童の利用料減免申請書、就学援助の申請書などを電子文書形式でホームページに載せるべきと主張。
西口市長は関係各課と調整の上、他市の例も参考に検討したいと答えました。
八雲中央公園の整備
阪神高速下は名称こそ八雲中央公園ですが、実際には地域の通路として活用されています。公園北端の八雲西町4丁目周辺と違い、南端の八雲西町1丁目付近は舗装道路が途中で切れ、地面が土で遊具もある文字通りの公園部分と用水路にコンクリート製の床板部分しかありません。岩下議員はこの床板部分をもう少しスムーズに通行できるよう、目地を埋めるなり、あるいは舗装し直すなりしてはどうかと提案。あわせて、舗装道路と床板部分との段差も埋めるべきと主張しました。
市長は利用者の通行に支障をきたしている部分については早急に調査を行い、解消に向けて対応すると答えました。
にわくぼ幼稚園通園路の安全対策について
佐太中町1丁目の守口市立にわくぼ幼稚園の通園路は歩道もない狭い車道に面しており、特に朝の登園時には子どもを送り迎えする保護者の自転車で、門付近はかなり混雑いたします。岩下議員は、車の迂回は既に敷かれている交通規制の関係で困難なので、送り迎えの際は、自転車を幼稚園の内部に誘導するなどして、園児と保護者の安全対策を図るべきではと述べました。
藤川博史教育長は、「自転車があふれ危険な場合などは一時的に園内に誘導し、安全確保に努める」と答えました。