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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    妊婦検診の公的助成を14回に 日本共産党杉本悦子議員が一般質問(「新守口」No.1839、2009.7.12)

    [2010.11.12] -[新守口]

    6月議会最終日の7月1日、日本共産党杉本悦子議員らによる一般質問が行われました。杉本議員の一般質問と答弁要旨をお知らせします。

    妊婦検診全国最低クラスに市長は恥ずかしくないのか
     今年度から守口市は妊婦検診の公的助成回数を2回から5回に増やしましたが、実際の妊婦の負担額は逆に増えています。厚労省が望ましいとしている14回の検診全部に助成を行っていないのが府下37%の市町村で、5回以下は守口市を含む2市だけです。杉本議員は「守口市は財政難でお金がないから国の交付金をピンはねしているのではと誤解を受けています。市長、あなたはピンはねしてるとまで言われ守口市の妊婦検診助成が全国でも最低クラスであることが恥ずかしくないですか」と強く迫り、14回全部への助成を求めました。
     市長もさすがに「今後、国の財政措置の動向と市の財政状況を勘案しながら拡充に向け検討してまいりたい」と述べざるを得ませんでした。

    学校体育館で麻しん・風しんの予防接種を
     国は2012年に麻疹排除を謳い種種の対策が講じられています。平成20年4月から、第一期1歳まで、第二期就学前に加え、第三期中学一年、第四期高校三年の予防接種が新たに導入されましたが、実際には学齢が上がるごとに接種率が低くなっています。杉本議員は第三期の接種率を引き上げるために、他市で行われているように、学校長会、教頭会からの指導のお願い、厚労省から送付されている麻疹・風疹のDVDを供覧するなどの啓発活動の実施、さらに学校の体育館を活用して、集団接種を行うことができるよう、教育委員会が健康推進課と連携していくべきではと質問。藤川教育長はDVDの活用や、体育館を会場とした集団検診を保健担当部局と連携して実施に向け検討したいと表明しました。

    八島交差点歩道の拡幅を
     八島交差点東側の歩道は通学路に指定されているものの、信号待ちスペースが狭いのが従来から問題視されてきました。杉本議員は歩道脇の溝の部分まで歩道を拡張するなど、児童、生徒や通行者の安全を図るために、なにか方法を考えるべきではと質問。市長は「歩行者等の待機スペースの確保を国土交通省に要望する」と答弁しました。