こんにちは。守口市会議員団です。
[2009.2.23] -[新守口]
平成十九年度決算審査が十月十五・十六・二十日行われ、日本共産党から杉本悦子議員が出席し熱心な審議が行われました。十九年度は十四億の赤字を生み出し財政健全化法ではイエローカードになった年です。長年続けてきた事業の検証や赤字になった要因などが論議されました。
乳幼児医療費助成は大阪府下で三歳未満までしか行っていない自治体は守口市、四條畷市、池田市の三市です。その中で
も守口市だけが所得制限付きです。就学前児童以上行っているのは二六市町村です。十九年度で年齢枠を広げたり、所得制限撤廃をおこなったのは十五市町村です。守口市が拡充できない理由に市担当課は財政難と答弁しました。大阪府下の守口市より財政が大変な泉佐野市はどうなっているか質問、三歳未満から四歳未満に引き上げていることが明らかになりました。地方交付税の減少など市の財政はどこも同じなのに拡充しているところも多いと指摘をし副市長の答弁を求めると大阪府の枠内で考えていきたいと答弁しました。杉本議員は守口市が一歳引き上げたときには大阪府は引き上げてなかった市町村が大阪府を引っ張っていると指摘し年齢枠の拡大を求めました。
民生委員の改選は三年毎に行われます。最近では交代になったのは四四人です。民生委員の仕事のなかに生活保護を受けている方の指導援助があり、毎月名簿が渡されます。年一回はケースワーカーの異動により担当地区全員の名簿が届けられます。民生委員の交代によって個人情報が拡大していっているではないか、どのように対処しているかの問いに民生委員は準公務員のため守秘義務があると答弁、退職されるときに書類の返還などされるのかと問うとなんの手立てもしていないことが判明、守秘義務があっても書類をゴミに出されることがあれば誰の目にも触れる重大なことだとし早急な対応を求めました。
小学校費では平成十九年度子どもたちの教室の室温は何度かの問いに各部屋は、計ってないが緑のカーテンは計ったとかわけのわからない答弁後三七、三八度が平均と答弁しました。しかし学校の中でも部屋によって室温が違うことを指摘し、きちんと計るよう求め、さらに市長は市長選挙の公開討論会にてエアコンの設置を市民の前で公約されたからそれに沿った子供たちの実態を報告しなければいけないと述べると教育長は子供たちの環境を確保するために二一年度にはエアコンの要望をすると答弁しましたが議長のそれはおかしいとの発言で議会はストップしてしまい、休憩後教育長は先走った発言を取り消したいと訂正、杉本議員は教育長の発言は子供の環境を整えたいという純粋な発言であり私は評価したい発言の訂正は認められないと苦言を呈しました
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民間移管された保育所は土地が五年契約で無償貸与されています。この契約は平成二三年で切れます。その一年前の二二年に契約を有償にするのか無償でいくのか決めることになっていると答弁。そのなかでは橋波保育園が保育所として貸している土地を園長の自家用車の駐車場としているがこれはどうか。くすのき広域連合でも不正使用が行われたところであるがと尋ねると問題であると答弁し調査をすることを約束、杉本議員は給食の買い出しで使っているからを理由にして法人登記もせずに駐車は認められず調査をするよう求めました。写真のように屋根を作って駐車している状況のなか市民からも疑問の声が上がっています。
はしか、風疹の予防接種の接種率が守口市はとても低いです。大阪府下四三市町村中四二位、一三六二人中、八七二人六四%しか接種していません。なぜかと問うと一八年度はできたけど一九年度は就学児健診に渡せなかった個別通知ができてなかったと答弁なぜできなかったかと問うとたくさん予防接種があるとかわけのわからない答弁、就学児健診に一人ずつ声をかけて訴えていくと答弁しました。