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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    守口市の小学校給食の精米所に鳩!

    [2022.8.23] -[新守口]

    健康に害を及ぼす恐れ 市教委の検査要求にJAが回答~各項目陰性

     守口市は、給食のコメの精米所に鳩が入り込み衛生管理が悪いと指摘されていた問題でJAから報告があったことを発表しています。ホームページには以下の文章があります。
     市立小学校及び義務教育学校において5月23日まで利用していた納入業者(北河内農業協同組合)における精米所内の衛生管理に課題が判明した件につきまして、教育委員会として令和4年6月2日付けで、鳩の糞に含まれる可能性のある菌やウイルス等の付着の可能性、それに伴う人の健康へ及ぼす影響の有無について、同組合に対し追加検査を求め…申入れを行ってまいりました。
     この度、同組合より所管庁である枚方市保健所の立入検査結果に基づく業務改善報告に加え、本市教育委員会からの申入れに基づき、下記の追加の微生物検査を実施し、各項目とも陰性である旨の分析結果報告がありましたので、改めてお知らせいたします。
     検査結果が左記の表です。表だけで解説がありません。
     多くの加工食品で大腸菌群を汚染の判定基準としていますので、大腸菌群「陰性2.22/g」について、検査機関である一般社団法人 日本食品分析センターのQ&Aによる説明を掲載します。
    「陰性2.22/g」とは、BCLB法において、2.22g当たりの検査で大腸菌群が陰性であったことを意味します。
     2.22gとなる理由は次のとおりです。検査ではまず始めに検体の10倍希釈試料液を調製します。続いて、その10倍希釈試料液から10ml、1ml、0.1mlずつを各2本のブイヨン発酵管に接種して試験します。 つまり、すべての接種量を合計すると10倍希釈試料液22.2ml当たりとなり、これは検体2.22gに相当します。ただし、陽性時には、10倍希釈試料液から10ml(検体1g相当)、1ml(検体0.1g相当)、0.1ml(検体0.01g)の、どの段階まで陽性であったかを結果としてあらわします。つまり、「陽性/1g」、「陽性/0.1g」、「陽性/0.01g」のいずれかの結果になります。
     結果的には健康被害に至るような汚染はなかったということですが、日常的な管理・監督を行うことが求められています。

    析試験項目 結果 ※ 方法
    大腸菌 陰性/2.22g 増菌培養法
    大腸菌群 陰性/2.22g BGLB法
    サルモネラ 陰性/25g 2019「サルモネラ試験法」
    セレウス菌 陰性/0.01g 平板塗抹培養法
    カンピロバクタージェジュニ/コリ 陰性/10g 増菌培養法

    ※「陰性/2.22g」などは、試験方法によって異なる検体量(2.22g、25g、0.01g、10g)を表しています。