こんにちは。守口市会議員団です。
大阪府の令和4年度の予算編成過程が公開されています。その中に「令和4年度当初予算(部長後調整要求)空飛ぶクルマ都市型ビジネス創造都市推進事業費」というものがあります。
目的は「空飛ぶクルマによる移動サービスを2025年大阪・関西万博までに実現し、かつ、万博でのレガシーを確実に引継ぎ、大阪が空飛ぶクルマを活用した都市型ビジネスを世界に先駆けて創造・発信する都市として発展するために必要な官民によるアクションプランを「大阪版ロードマップ」として令和3年度中に策定する。今後、アクションプランに基づき、官による取組み事項を着実に実行し、大阪での空飛ぶクルマ実現に向けた取組みを加速する。」というものです。
もともと、大阪府の一般財源で行う予定でしたが、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の充当に伴う財源更正」として財源を更正しました。一般財源をやめて新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源とするとしたのです。
コロナ対策と空飛ぶクルマと何の関係があるのでしょう。
コロナ感染を防ぐために「高齢者施設等従事者への定期PCR検査、対象となる全施設、全従事者に実施してほしい。」「対象を、医療機関、学校や保育所、幼稚園、学童保育などへ拡大してほしい」という府民の声をまともに聞かず、吉村知事は「僕の中で感染者とは、それに感染して、ほかに感染させる力がある状態。PCRで陽性っていうのは、あくまでもPCRで陽性になった人っていうのが陽性者であって、イコール感染者ではない」(2021年11月14日・定例記者会見)と私見を述べ、PCR検査に消極的です。
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、保健師の確保や保健所機能の強化など、あくまでもコロナ感染対策に使ってほしいものです。