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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    令和3年度子育て世代臨時特例給付金事業22億円の予算、執行率86% 自動的給付と申請による給付、制度のゆがみからの申請漏れが疑われる

    [2022.6.7] -[インフォメーション新守口]

     「新型コロナウイルス感染症が長期化しその影響が様々な人々に及ぶ中、子育て世帯については、我が国の子どもたちを力強く支援し、その未来を拓く観点から、児童を養育している者の年収が960万円以上の世帯を除き、0歳から高校3年生までの子供たちに1人当たり10万円相当の給付を行う。」(内閣府)として、子育て世代臨時特例給付金事業が行われました。
     守口市では令和3年度補正予算(第7号)で、11億1千6百28万1千円、同補正予算(第9号)で、10億7千8百31万6千円、合計約22億円の予算で対応しました。児童1人当たり10万円の支給は令和3年12月27日から開始するとしていました。
     児童手当は一般の人は市区町村から支給されますが、公務員の場合は勤務先から支給されます。 ところが、子育て世代臨時特例給付金は一般も公務員も、住所地の市町村に申請して市町村から支給されます。児童手当受給者は申請が必要なく自動的に支給されますが、16歳から18歳の児童に関しては申請が必要です。
     児童手当受給者であっても申請が必要なのは公務員です。勤務先から手当が支給されていますから住所地の市区町村にはデータがありません。そこで申請が必要になります。
     今回少なくない自治体で公務員の申請漏れが生まれています。守口市でも例外ではありません。一般的には勤務先の自治体等から児童手当受給者には住所地に特例給付金の受給を申請するように助言するべきものです。
     守口市はホームページ等で知らせていましたが広報もりぐちには掲載していません。また、16歳から18歳のみの世帯には申請書を送付していました。ところが、公務員の世帯には申請書を通知していませんでした。例えば枚方市では申請が必要と思われる全ての人に申請書を発送しています。
     22億円の予算で約3億円の不用額は申請漏れがあったことを示しています。国の制度のゆがみと守口市の広報不足がもたらした申請漏れは救済が求められます。

    令和3年度子育て世代への臨時特例給付金実績見込み
      世帯数 児童数 金額     円
    自動的に支給  (申請不要) 児童手当受給世帯 9,485 16,270 1,627,000,000
    申請必要 児童手当対象外年齢 1,562 1,726 172,600,000
    16歳~18歳
    公務員(守口市にデータがない) 454 787 78,700,000
    合    計 11,501 18,783 1,878,300,000