こんにちは。守口市会議員団です。
IRの候補地は、夢洲北側の約49万平方メートルですが、これまでに土壌汚染や液状化の危険性が判明しています。
2月21日の大阪市議会建設港湾委員会で、市は「夢洲は、沖に出るほど軟弱な粘土層が分厚く 堆積し、支持地盤が深い位置に存在する」と特有の軟弱地盤について説明しました。そして、「長期に地盤沈下が生じることが見込まれている」と明らかにしました。
その一方で、大阪市が整備した埋め立て層より深い地盤については「市が土地造成したものではない」と強調し、事業者が沈下対策を負担するとの認識を示しました。
しかし、IR候補地に隣接する「万博」会場の跡地を利用するためには土壌対策費用(土壌汚染対策や液状化対策・地盤強化等)が788億円かかると試算され、大阪市が負担するとされています。IR事業者に負担させると言いながら「万博」会場跡地のように、結局大阪市は公金をつぎ込むのではないかと憶測を呼んでいます。