こんにちは。守口市会議員団です。
大阪市の松井市長は12月9日午後、定例会見を行いましたが、途中で突然「この間、選挙のあと、もちろん会費制で選挙の反省会を飲食店でやったら、もういきなり週刊誌に、来てくれてますからね、取材してくれてますから、僕」と、多人数での会食をしたこと、そのことで週刊誌の取材を受けたことを明かしました。それは、10日発売の写真週刊誌に衆院大阪14区の関係者ら約30人と「宴会」していたことを報じられることがわかっていたからです。
写真週刊誌によると、松井市長らは2日、大阪・心斎橋の焼鳥屋に集合。午後6時半ごろに始まった宴会には、同区から初当選した青柳仁士衆院議員と秘書、同区に含まれる八尾市長、市議、羽曳野市長・市議、柏原市長・市議、藤井寺市議、14区が地元の府議ら約30人が参加し、午後10時を過ぎて解散になったということです。
大阪府では新型コロナの感染防止対策として、会食の際は「同一テーブル4人以内」「2時間程度以内での飲食」などを掲げており、吉村知事も大宴会は控えるよう府民に要請しています。
松井市長は「打ち上げではなく反省会」、「何か問題ありますか?」「僕はルールを守っている」と開き直っています。
大阪府・市では、緊急事態宣言下での要請違反の会食で7月に1,474人もの職員を処分しており、トップがルールを破ってもみっともない言い訳をして処分逃れをするならとんでもない二枚舌です。他人には厳しく身内に甘い、他人の身は切っても自分の身は切らない維新の身勝手さが表れています。
輪をかけて松井市長を擁護したのが元大阪市長の橋下弁護士です。「松井さんは自ら、2時間程度という時間制限を吉村さんと二人で決めたわけですから、これはしっかり守っていただかなければならないですよね。ただ、ルール自体がおかしいところがあって、上限の人数は決まっていない。じゃあ、50人でも60人でもいいのかということになって、1テーブル4人というのはどういう意味があるのということになる。そもそも今、大阪にあるルールがおかしい。やっぱりルール自体が不合理だから」と、大阪府が要請している感染防止対策のルールがおかしいからら守らなくてもいいと、ルール破りを「奨励」するような発言をして松井市長を擁護しています。