こんにちは。守口市会議員団です。
公安調査庁は毎年毎年12月に国内外の治安情勢をまとめた報告書である「内外情勢の回顧と展望」を公表しています。
令和2年12月に発表した令和3年1月号では、日本共産党について「コロナ禍での政策提言などを通じて存在感のアピールに努めた共産党」と、「暴力革命の証拠」どころか、日本共産党が存在感を高めていると「評価」しています。(写真・上、下)
政府が根拠もなく日本共産党を破壊活動防止法に基づく調査団体として以降、36年後の1989年、不破哲三氏の質問に、公安調査庁はその発足以来36年、共産党を調査しても「破壊活動の証拠」を何一つ見つけられなかったことを認めました。
それから、さらに31年、合計67年にわたって不当な調査を公党に対して行いながら「破壊活動の証拠」を何一つ発見できなかったのです。
第114回国会 衆議院 予算委員会 第4号 平成元年2月18日
○不破委員 私が聞いているのは、そうやってあなた方は事前調査といって三十六年間結社の自由を侵してきたんだが、その結果、何らかの結論を出して公安審査委員会に請求したり問題提起したことがありますか
○石山政府委員 現実に規制の請求をいたしたとはございません。
○不破委員 公安審査委員会というのは、公安調査庁から規制の請求がない限り、正式の議題はない委員会なんでしょ
○石山政府委員 そのとおりでございます。