こんにちは。守口市会議員団です。
守口市から学童保育の運営を受託している業者
(株)共立メンテナンスを有価証券報告書の
虚偽記載で弁護士有志が処分を要請
8月13日(金)、京都市内にて弁護士3名が記者会見しました。
内容は、(株)共立メンテナンス(仁和寺前ホテル計画事業社)の有価証券報告書への虚偽記載(労働組合はない。訴訟はない。労使は円満と記載=真っ赤なウソ)への調査を求めて、大阪・京都の弁護士51名が内閣総理大臣/金融庁長官/証券取引等監視委員会要請文を送ったことについてです。
会見を開いた弁護士は「実は、この問題はどうしても黙っているわけにはいかないという思いで、私ども3名が京都と大阪の弁護士に呼びかけまして、共立メンテナンス(東京)への調査を求めて、内閣総理大臣、金融庁長官、証券取引等監視委員会に提出することにしました。」と、発言。「共立メンテナンスは、有価証券報告書に虚偽の記載をしていることが明らかになったので、私たち基本的人権と社会正義の実現を使命とする弁護士と言う立場から、この問題をこのまま放置するわけにはいかないと考えて、所管する関係行政機関に対して、速やかに調査を遂げたうえ、厳正な処分を行うよう要請するものです。」と、述べました。有価証券報告書への虚偽記載は、具体的には要請文書の中で「 有価証券報告書には、『労働組合の状況』について、『当社グループには労働組合は結成されておりませんが、 労働関係は円満に推移しております』と書かれており、訴訟について、該当事項はありません』と記載されています。しかし…共立メンテナンスが大阪府守口市から委託をうけた学童保育で、2020年3月末に震い止めをされた指導員が…共立メンテナンスを相手どって、大阪地裁に雇い止めは無効だとする訴訟を提起しています。 また、 同時に、共立メンテナンスは指導員の労働組合との団体交渉を拒否して大阪府労委から救済命令が出されています」と、守口の受託事業である学童保育をめぐる問題点を厳しく指摘しています。
会見を開いた弁護士は「これだけの労働法規違反をやっていることは、経営にも株価にも影響することだと私は考えます。
あからさまなウソが有価証券に書かれて、これを参考に取引をしているということであれば、非常に問題だと思うところであります。」と、締めくくりました。