こんにちは。守口市会議員団です。
[2021.5.27] -[新守口]
大阪府などに3度目の緊急事態宣言がだされました。
菅政権、吉村知事の責任は重大です。緊急に求められるのは府民のいのちを救う政治の責任を果たすことです。大阪では重症患者が重症病床を大きく上回ったため、適切な治療が受けられずにいる感染者が多数でています。自宅療養者と入院調整を合わせると1万2000人(4月22日現在)であり、入院率は全国最低の11%です。救急搬送を要請しても受け入れ先がなく1日以上待たされた人も出ています。入院治療が必要な人が自宅で意識を失う寸前となったり、自宅療養のまま亡くなる方も複数確認されています。医師、看護師などの医療スタッフ派遣を国や他府県に要請すること、軽症中等症病床を数千床規模で拡大すること、自宅療養者への24時間往診体制を医師会によびかけて構築することです。国も、府も、これまでの対策の検証と抜本的転換が必要です。
吉村知事は、甘い見通しで2月中旬から4月まで重症ベッドを減らし続けました。(実運用ベッド・2月17日223床→4月1日156床)科学的な知見にたって、戦略を確立し、何よりPCR検査の面的拡大によって無症状者をふくめ感染状況をリアルにして対策をうつこと、医療機関への保障と体制の抜本的強化、そして自粛要請に応じた充分な補償こそ決定的です。