こんにちは。守口市会議員団です。
[2021.4.17] -[インフォメーション・新守口・議会報告]
令和2年守口市議会12月定例会・杉本議員が一般質問
学校の構成員全員にPCR検査を実施し感染防止に全力を
令和2年12月22日守口市議会最終本会議で一般質問が行われましたが、今回はコロナ禍のもとで議会運営委員会で文章による質問・回答となりました。以下、日本共産党の杉本議員の質問・回答の要旨の後半部分の要旨をお知らせします。
子どもに寄り添った授業に教師が専念できる体制づくりについて
今、教職員は不足している授業時間を補う為の課題に加えて、教室の窓・扉や備品の消毒作業が課せられているのではないでしょうか。この作業を補佐する人員を補充して、コロナによる新生活様式で不安になっているこども達に寄り添って学校生活を保障して、教師が授業に専念できるような体制にする必要があると思いますが、どうお考えですか。
答弁
教育委員会としましては、学校施設等の消毒作業について、委託事業者に対し、清掃業務に合わせ消毒作業も行うよう協力要請するとともに、教員が行う消毒作業についても、通常の清掃活動の中に家庭用洗剤等、消毒の効果を取り入れ、ポイントを絞って実施することにより、教員の負担軽減に努めているところです。
今後も、教員の授業準備にかかる時間の確保に向けた取り組みについて検討を深めてまいります。
学校の構成員全員に定期的なPCR検査の実施が必要
また、今なお感染拡大が増えている現状で、安心して通学できる学校にするための対策としてのPCR検査の拡充が必要ではないでしょうか。
埼玉県川越市で、生徒数274人、教職員32人の中学校で、コロナウィルス陽性者がでたことで、生徒と教師全員のPCR検査をしたところ、教師一人を含め35人が陽性結果が出て、2週間の臨時休校になっていると12月7日に報道されました。
守口市では、陽性者が出た場合、濃厚接触者のみの検査で、コロナウィルスの感染力が弱まるまでの3日間学校を閉鎖するための臨時休校措置がとられています。
しかし、無症状での保菌者が多い年代の児童生徒たちが安心して学校生活を送り、無症状のまま感染を拡大させないためにも、児童生徒を含め、教職員や給食調理・校務職・事務職等全ての構成員が定期的な検査を行う体制を作って、今後の感染拡大防止に努めるべきと考えますが、いかがお考えですか。
答弁
児童生徒、教職員等に新型コロナウイルス感染症にかかる陽性者が確認された場合は、保健所が疫学調査を行い、濃厚接触者を特定するとともに、濃厚接触者の定義に該当しないものの念のためPCR検査を必要とする者を接触者として特定し、行政検査によるPCR検査を行っていただいています。感染者数が増加傾向にある中で行政検査への負荷が増している状況等に鑑み、また、各校においては日々の検温をはじめとする健康観察についても徹底していることから、学校の構成員全員に定期的なPCR検査を実施することは考えておりません。