こんにちは。守口市会議員団です。
[2008.8.6] -[新守口]
七月一日から特定健康診査・特定保健指導がはじまります。
特定健康診査とは、市国民健康保険が実施するメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した検診で、四〇才から七十四歳の人が対象となっています。
今までの市民検診が保険者ごとに検診を行うよう法律が変わり守口市の国民健康保険事業としては初めての実施で、混雑を避けるために全員予約制になっています。
各家庭に予約票が送付されています。予約票の中には「下記の指定された検診機関に合わせて、必ず事前予約のうえ受診してください」「あなたの検診指定期間は次の通りです」と書かれ日時が明記されています。その日時は地区日程票としてバスの運行と合わせて地区ごとに日時が決められていますがそれに合わせて予約するようになっています。その日以外は予約してはいけないようにとれますが実際には、保険課では「記入されていない日時でも予約は可能」としています。ただし一日二〇〇人を目安にして予約が組まれており、それ以上になれば電話で予約変更してもらうとしています。
守口市は今まで市民検診の意識は高く受診率は高い方です。お友達同士で検診を受けに行ったり、近所で誘い合って受診したりとつながりで検診を受けられていますから、予約がバラバラになったりすれば受診を控える方がでてきます。柔軟な受診方法をしない限り受診率に影響してきます。
国は五年後に受診率を六五%まで引き上げなければ後期高齢者支援金を最大で1割の増額というペナルティーがあるとしています。これまでも政府は国保の収納率の低い自治体にペナルティを課してきましたがそれで収納率が上がったわけではありません。市町村国保財政をさらに圧迫するペナルティ制度は廃止すべきです。