こんにちは。守口市会議員団です。
[2008.8.6] -[新守口]
今若者の間で蟹工船がブームだということで、日本共産党が言ってきた派遣労働の問題があります。 戦後派遣労働は禁止されていましたが戦前は蟹工船にも出てくる周旋屋がいました。農民や労働者食べられない人たちをかき集めて売り飛ばす。中間搾取ピンはねが横行していました。それが戦後は禁止されていたんですが一九八六年の派遣法で解禁されたのです。そして大転換がおこったのは一九九九年の派遣労働法の原則自由化です。二〇〇四年に製造業への派遣を解禁した。若者の使い捨て労働という大問題を生み出してしまった規制緩和の罪は大きいです。派遣労働に携わっている方に伺えば一口でいえば生きている人間をモノ同然に使い捨てる。たとえば派遣社員というのは、企業の経理上も「人件費」として扱われないです。「資材調達費」というところに計上される。モノと一緒です。使い捨ての消耗品として扱われる。日雇い派遣では一日単位でそれがやられる。日雇い派遣だから、毎日働く場所が違う。今日は倉庫で働く、明日はレジ打ち。そうやっていたらスキルアップする気持ちにも全くなれません。自分自身が労働を通じて少しでも豊かになりたいという希望も全く失われてしまうという訴えもありました。この人間使い捨て労働は、規制を強化して、派遣労働者を保護していく法律への改正がどうしても必要です。そのために頑張ります。