こんにちは。守口市会議員団です。
守口市が学童保育(児童クラブ・入会児童室)の運営を共立メンテナンスに委託してから1年半が過ぎました。共立メンテナンスという会社の社会的同義に反する数々の問題点が次々に発覚しています。
最大の問題点は、学童保育という子どもの放課後居場所づくり、子どもの成長を保障するために必要不可欠の指導員(放課後児童支援員)を1年間の雇用で雇止めしたことです。
守口市との雇用契約が続いていた指導員が共立メンテに雇用される際に細川支店長が「共立メンテナンスにおいては有期雇用契約の更新が行われることが大半であり、よほどのことがないと更新拒絶はない」と、守口市の時と同じように契約は1年間であるが、更新して継続雇用することを述べていました。ところが、その約束を破り、今年の3月末で13人ものベテラン指導員を雇止めにしたのです。
共立メンテは昨年も学童指導員労組からの団体交渉を拒否し、大阪府労委から団体交渉を応諾せよとの命令を受けていました。(現在中労委で争われています。)
今年は、雇止めされた13人の指導員が「雇止めは不当労働行為である」として、府労委に訴えています。
10月22日は、府労委の守口学童雇い止め事件の第2回調査日でした。しかし、共立メンテナンスは、第一回期日に引き続き今回も欠席しました。しかも今回は、「欠席します」の連絡もありませんでした。府労委での期日の日程は、組合、共立メンテ双方の代理人が話し合って調整して決めます。当然22日も双方の合意によるものでした。それを全くの無断欠席したのです。
まともな会社がすることとはいえません。このような会社に委託した守口市の責任も重大です。