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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    学童保育指導員の解雇撤回・職場復帰を 第1回口頭弁論開かれる・共立メンテまたも欠席

    [2020.9.18] -[インフォメーション新守口]

     7月2日、大阪地方裁判所で守口市学童保育指導員の解雇撤回・職場復帰を求める訴訟の、第1回口頭弁論が行われました。
     弁論に先立ち、「迅速審理と早期救済を求める要請書」第一次分(211団体、1890人が署名)が裁判所に提出されました。
     当日、被告側の共立メンテナンスは「答弁書」を提出しただけで欠席しました。大阪地方労働委員会の「団交拒否」という不当労働行に対する審理にも最初だけ出席し、その後は日程調整したにもかかわらず一貫してドタキャンして欠席し続けた姿をほうふつとさせます。この会社には誠実さというものがないのでしょうか?
     企業というのは、単に利益だけを追求すればそれでよしとするのではなく、社会的責任というものがあります。且つてパナソニックの創設者であった松下幸之助氏は「わが社は人作りをやっております。併せて電気製品を作っております」と述べ企業の経営理念には人づくり、社会的な責任があることを示しました。
     翻って共立メンテナンスという会社は、有価証券報告書によれば正社員の勤続年数の平均は5.1年、非正規従業員を入れた平均勤続年数は4.3年です。これは、従業員が長く勤務できない状況であることを表しています。さらに驚くべきことに、労働組合の状況という項目には「当社グループには労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。」と明記されています。有価証券報告書という文書に虚偽が記載されているのです。
     地方労働委員会の審理や裁判の口頭弁論に平然と欠席する神経は、企業のコンプライアンスにも反するものです。
     守口市は、このような会社を守口市の児童の育ちを応援する、学童保育の運営会社に選んだのです。運営は委託しても学童保育の実施責任は守口市です。守口市として厳しく対処することが求められています。