こんにちは。守口市会議員団です。
[2020.7.8] -[インフォメーション・新守口・新着情報]
維新市議団から百条委員会設置の決議案が提案~賛成少数で否決
既に設置済の百条委員会 大まかなスケジュールが確認され
守口市議会6月定例会初日の16日、大阪維新の会守口市議会議員団から「新型コロナウイルス」に係る守口市職員の陽性判定者判明に際しての守口市の不適切な対応に関する調査に関する決議案が提案されました。
この決議案を同議員団は、「本年4月、本市職員1名が新型コロナウイルスの検査において陽性と判定。さらに翌週には2人目の陽性判定者が報告され、新型コロナウイルスの感染拡大防止という市政の最優先事項について、本来、一致協力すべき保健所との間に極めて重大な食い違いを生じさせるとともに、食い違いの事実を隠蔽すために説明が二転三転し、守口市幹部職員として守口市民の生命を危険にさらしかねない著しく不適切な行為であることから、今後、発生が危惧される第2波に備える意味においても、地方自治法第百条条第1項に基づく調査(百条委員会)を行い、同様の事態が二度と生じることのないよう、本市の組織・体質の抜本的改善を求めた決議案」であると説明しています。
非常に分かりにくい文章ですが、要するに、市職員が新型コロナウイルスに感染した時に保健所から感染者の周りの職員に自宅待機などの要請があったと思われるのに守口市は保健所からの要請はなかったとする、不適切な行為を行ったことから「百条委員会」で調査をすべきだということです。
本会議場では、すでに市長からの申し立てを受けてこの件に関して維新の会議員団の議員に不適切な行為をがあったとして「百条委員会」を設置し、調査を行うことになっているので、新たな百条委員会の設置は不要として賛成少数で否決されました。
「百条委員会」の大まかなスケジュール
委員会懇談会で、今後のスケジュールが話し合われ確認されました。
6月23日に第二回委員会を開催し、①地方自治法第100条に基づく調査権について、②委員会運営要綱の協議、③今後の調査の進め方について、および記録の提出を求める内容について協議し、決定する。
7月に2回、8月に2回~3回、9月に2回ほど委員会を開催し、9月には委員会としての報告書をまとめる予定です。
委員会への証人の出席は、市の理事者側、大阪府保健所の職員、そして、維新市議団所属の4名の議員、さらには守口市選出大阪府議会議員などが予定されています。
委員会では、委員長が主尋問者として各証人に対して共通事項尋問を行います。その後他の委員が個別の補足尋問を行います。(発言順序は委員長の議事整理権に委ねられています。)
委員長の行う共通事項の尋問については、各委員から委員長へ提出される尋問通告書をもとに、委員会で協議したうえで決定され、一問一答方式で行われます。