こんにちは。守口市会議員団です。
[2020.5.22] -[インフォメーション・新守口・新着情報]
守口市児童クラブ民間委託~営利企業への委託でよかったのか?
選定委員会の高評価は今でも継続しているのか、総括が必要
「現支援員等の雇用については、保護者や児童の安心確保のために転籍希望者の受け入れや処遇に係る具体的な提案がなされており、かつ収支計画書においてその提案が裏付けられていることは高く評価できる。加えて、市が昨年実施した入会児童室の民間委託化に関するパブリックコメントの実施結果等を踏まえ、保護者からご要望のあったわんぱくオリンピック、夏のキャンプの継続実施についても対応する提案がなされており、保護者のニーズを捉まえた取り組みとして高く評価できる。全体として、他の応募事業者と比較して、本市の取組を良く研究、調査し、その継承・発展に取り組む姿勢がうかがえる。」と、言うのが、「もりぐち児童クラブ事業入会児童室プロポーザル選定委員会」が、共立メンテナンスを優先交渉権者に決定した時の「選定に係る講評及び付帯意見」で述べた選定理由でした。
守口市の児童クラブの取り組みを研究調査して継承・発展に取り組む姿勢は、受託した後も続いているでしょうか?保護者や児童の安心のために市直営時代の指導員の受け入れは続いているでしょうか?保護者のニーズを捉えた取り組みは続いているでしょうか?また、選定委員会の意見やプロポーザルでの事業者提案を具体化した契約時の仕様書では保護者会活動について「保護者会とその活動の継続等に関し、各入会児童室の保護者会と話し合いの上、調整を図り、できうる限り協力するよう努めること。」としていますが保護者会活動については保護者会と話し合いを行っているのでしょうか?
児童クラブ、学童保育を民間委託して1年が過ぎました。守口市は選定委員会の意見やプロポでの事業者の提案、契約時の仕様書・特記仕様書の中身がきちんと守られているのかどうか、正確で公正な検証を行う必要があります。