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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    新守口№2452 2020.4.5 市民環境委員会予算案審査 杉本議員(その2)

    [2020.5.2] -[インフォメーション新守口議会報告]

    2020年度予算案審査・市民環境委員会~日本共産党杉本議員
     図書館運営は指定管理ではなく市の直営で
       商工業振興条例の理念に沿った施策を求める

     

     

    舞洲までのごみの搬送、緊急時の対策は万全か
     衛生費のごみ処理費では4号炉の老朽化により4月から大阪環境施設組合(大阪市、八尾市、松原氏、守口市で構成)に加入し4月から舞洲で守口市のごみの焼却が始まりそのための委託料がいろいろ予算化されています。
     その一つに積み替え輸送業務委託があります。今まではパッカー者で家庭ごみの収集の後、ピットにそのままごみを入れ守口市の炉で燃やしていましたが、大阪市環境施設組合では守口市のごみは、鶴見焼却炉の建て替えが完了するまでは舞洲で焼却します。そのため、収集したごみはいったんストックヤードに集積しその後、舞洲の焼却炉まで運搬します。運送するときには10トントラックに積み替えて運んでいきます。
     杉本議員は、その時の手順に間違いがないかどうかを質しました。パッカー車からトラックに積み込むときに一度ストックヤードの建屋にごみを下します。それの衛生面がきちんとされているのか質しました。長時間たくさんのごみを平地に保管しているとネズミ、ハエ、害虫の発生のもとになります。
     その日に集めたごみはその日のうちに舞洲にもっていける。阪神高速等での事故の時などの対策では、急な事故でも連絡が取れるようになっていると答弁しました。
     また建設中のストックヤードでは工程表では1月に設置することになっていたトラックスケールが、委員会前日には未設置であり、予定通り完成していない点を質すと、4月の開所には間に合うようにするということでした。
     
     
    図書館設置の防犯カメラ個人情報保護体制を
     昨年の9月議会で図書協議会(図書館法に基づき、公立図書館の運営について館長の諮問を受けたり、館長に意見を述べたりできる機関。委員は教育関係者や学識経験者ら)は作らないが図書館については社会教育委員会で議論をすると答弁していました。杉本議員は、その後についてどのような流れになるのか尋ねました。教育委員会で館長に対して諮問を行い、社会教育会議が議論をし、その議論の決定を教育委員会に答申する流れであるということで明文化するということでした。
     また、図書館の指定管理の募集をするとき参加予定の事業者からいろんな質問が出されていました。それに対する教育委員会の答えは、ほとんど指定管理者が決定したときに協議するとなっていました。そこで杉本議員は、指定管理者が決定した後どのようになっているのか、質問項目について、ひとつずつどうなったのか質しました。
     その質問で明らかになったのは、指定管理の図書館の職員は図書部門18名、施設部門9名全員で27名ということ、その職員中司書は14名ということですが舞台装置スタッフ、電気主任技術者、建設物環境衛生技術者などの技術者は常勤でなく、非常勤でするとなっていました。
     また、指定管理者がつけるという防犯カメラは何台、どこにつけるのかということについては、これから協議ということでした。杉本議員は、指定管理者が個人情報保護のために講じた必要な措置の内容がわかるものがあれば示すように求めましたが、まだ指定管理者が作成していない。これから作成するとしています。
     
    コロナ感染による商工業者の相談体制の確立を
     商業振興費では昨年の消費税増税に加えて新型コロナウイルス肺炎で経済に多大な影響が出ています。コロナウイルスの影響の把握に体制がどのように対応しているか質しました。
     コロナで落ち込んでいる対策に融資制度があり25件のもうしこみがあるとの答弁でした。
     杉本議員は、他市では首長自ら歩いて聞き取りに回っているマスコミ報道もあり守口市でもその体制や相談に力を入れるよう要望しました。
     また工業活性化支援補助金が3百万円予算化されていますが設備や地域交流補助金、ホームページなどの補助金であり新規事業は上がっておらず商業・工業振興条例の理念が施策に全く反映されていませんでした。