[2020.5.2] -[インフォメーション・新守口・議会報告]
2020年度予算案審査・市民環境委員会~日本共産党杉本議員
コミュニティセンター図書費の増額・
消費生活センターの充実を求める
2020年度予算審議で市民環境委員会での日本共産党の杉本議員の質問をお知らせします。
多岐にわたって質問を行いましたので、3回に分けてお知らせします。
3月12日に、2月議会市民環境委員会が開催され杉本悦子議員が審議に出席しました。
コミセンの図書費用の充実を求める
コミュニテイセンター費では図書費が45万円計上されていますが昨年と同様であり平成28年度は135万8000円、平成29年度は123万4000円と毎年百万円以上の予算が計上されていたのに、測年度からわずか45万円となっています。こんなに少なくなったのはなぜかとの質問に、どうしてなのかわからないと言う無責任な答弁でした。
せっかく守口市で初めての図書館ができることから、市民が図書に興味を持ってもらうように地域のコミセンにも図書を充実すべきだと要望しました。
また本を借りて帰れない施設はどこかとの質問には、南部、中部エリアコミセンは図書室がないので貸し出しをしていないということでした。
3つのエリアコミセンのうち2つに図書室がないというのは異常なことです。図書室を作るべきだと要望しました。
消費者の暮らしに役立つ講習の充実を求める
消費生活センターでは昨年の予算に特殊詐欺対策の機器購入が予算化されていましたが今年の予算にはありません。電話機に取り付けるだけで詐欺予防対策になる機器です。
今年は予算計上されていないので、やらないのかと質問するとも昨年650台購入して、490台無償貸与で貸し出しした。まだ残っている160台を今年も引き続き貸し出しますと、答弁しました。市民にはどう周知されるのか、その際どこに連絡するのか市民には混乱もおきているし、この制度そのものについて知らない市民も見受けられるので、あまねく市民に認知してもらえるような方法で、周知徹底するように要望しました
また消費生活センターの仕事に「消費者の権利や保護について暮らしに役立つ講座、講習会に関すること」となっていますがここ最近、年一回しか消費生活センター主催の講座は行われていません。以前は、消費リーダークラブなどと一緒になって市民に講座や講習会などがよく行われていました。高齢者を狙う詐欺など多発している中で、市民への啓発など必要です。東部、南部、中部と最低でも3回は講習を行うべきと、ただしました。
さらに、先日、外島町のスーパーで不当表示法違反が認められ措置命令が出されたこと知っているかとの質問には、担当課は知ってはいましたが詳細について説明はできませんでした。消費生活センターは消費者に正しい量で販売しているかという量目調査も重要な仕事の一つになっています。
スーパーなどのの抜き打ち調査が、大阪府の一斉行動の時に守口市も行うという貧弱なものになっています。
守口市独自ででも計画的に調査すべきだと質問すると、副市長が答弁に立ち、守口市のスーパー府がするときに一緒になってすればいいのではと口をはさみました。
杉本議員は、以前は守口市の職員さんが胸を張って調査をされていたと意見を述べました。
2020年2月26日守口市内に本社のある5か所のスーパーの広告チラシにおいて、たとえば宮崎産日南赤豚を「全品3割引」と記載するなど、あたかも対象商品を通常価格から割り引いて販売するかのように表示し、一般消費者を誘引していました。しかし、実際には、これらの通常価格は、当該スーパーが任意に設定したものであって、対象店舗の精肉売場において販売された実績とは認められないものでした。つまり、3割引きとしながら、実際は3割引価格が通常の販売価格であったということ。大阪府は、景品表示法第7条第1項の規定に基づき、措置命令を行いました。なお、豊中市の消費者行政主管課の協力を得て調査が行われました。
措置命令の概要
対象店舗における本件商品の販売に係る表示に関して、速やかに一般消費者に周知徹底しなければならない。この周知徹底の方法については、あらかじめ、知事の承認を受けなければならない。