[2019.11.26] -[インフォメーション・新守口]
輝け憲法!いかそう9条憲法・生活壊す安倍政権にノー
おおさか総がかり集会に1万2千人
日本国憲法公布73年を迎えた3日、「改憲NO! 生活こわすアベ政治にさよならを!」と「輝け憲法!いかそう9条 11・3おおさか総がかり集会」が大阪市北区の扇町公園で開かれ、約1万2千人(主催者発表)が参加しました。おおさか総がかり実行委員会が主催したもの。立憲野党、市民の代表のスピーチ、日韓問題、沖縄・基地建設問題を巡るスピーチ、歌や舞踊など多彩な企画で、参加者も「NO!安倍政治」「9条改憲STOP!」のポテッカーを一斉に掲げるなど、改憲ストップへの熱気にあふれました。
野党各党がスピーチ
集会では、立憲民主党の辻元清美、尾辻かな子両衆院議員、村上賀厚(のりあつ)大阪府第1区総支部長、日本共産党の清水忠史衆院議員、社民党の服部良一元衆院議員が登壇しました。辻元、清水、服部の各氏が代表してスピーチしました。
市民各分野からは、広島の被爆者で寝屋川市原爆被害者の会の山下しのぶさん、原発賠償関西訴訟原告団団長の森松明希子さん、森友学園問題を考える会メンバーの木村真豊中市議、カジノ問題を考える大阪ネットワーク事務局長の薮田ゆきえさんがスピーチを行いました。
文化行事も多彩で、えん罪や自殺のない社会を訴えている音楽ユニット「MIC SUN LIFE(マイク・サン・ライフ)」のラップ、おーまきちまきさんのアコーディオン弾き語り、中川五郎さんのギター弾き語り、大阪朝鮮高級学校舞踏部の舞踊などが披露され、会場と一体になりました。
基地建設強行絶対許さない
日韓市民の力で憲法守ろう
沖縄・韓国から連帯あいさつ
沖縄から駆け付けた沖縄平和運動センターの山城博治議長は、首里城焼失で「県民は落胆し悲しみに包まれているが、全国の皆さんの声援に応えられるように必ず進んでいく」と表明。辺野古新基地建設で政府が大浦湾の海底の地盤改良工事を強行しようとしているとし、「サンゴが群生する大浦の海に赤土をかぶせる暴挙は絶対に許さない」と述べるとともに、離島でも基地建設が強行されていると報告。「憲法を変えてはならない。戦争の道に行ってはならない」と訴えました。
韓国内300を超える市民団体の連帯組織、韓国市民社会連帯会議の李承勲(イ・スンフン)事務局長は、太平洋戦争中の徴用工問題で日本企業に賠償を求めた韓国の最高裁判決を、「安倍政権が無視し、歴史を再び過去に引き戻そうとしている」と批判。韓国では安倍政権糾弾のキャンドル集会が9回開催されているとし、日韓の市民の共同の力で、安倍政権とたたかい、平和憲法を守り抜き、韓日軍事情報保護協定GISOMIA(ジーソミア)永遠破棄、辺野古基地建設中断をと訴えました。(大阪民主新報11月10日号より)