こんにちは。守口市会議員団です。
[2008.5.23] -[新守口]
守口市は小中学校耐震化推進計画を発表しました。
平成八年度から行われた国による地震防災緊急五カ年計画の最後である十八年度から二十二年度にあたります。この期間に策定をすれば国の安全な学校作り交付金が三分の一から二分の一に増えます。
守口市の小中学校は平成二〇年度三月で全一〇七棟となっており、耐震化の対象となっている昭和五六年以前の基準で建築されたものが百棟と大半を占めています。そのうち補強済みが二棟、必要のないものが一棟、今年度補強をしたのが三棟で残りは九四棟となっています。そのため、守口市の耐震化率は平成一九年度末で12.1%、府下平均55.6%と大きく下回っている状況にあります。今後の学校施設整備のあり方では耐震補強については耐震性が確保されていない九四棟には全て行うとしています。外壁改修や大規模改修、老朽化が進んでいる改築も併せて行うとしていますが全棟を一度にできなく今計画がされているのは避難場所になっている体育館が中心で今年度議会で予算が決定されたのも含めて二〇棟だけです。それも当面は一年に三棟ずつしか実施する予定がなく九四棟全て耐震補強が終るのは気の遠くなるような話です。今まで年次的に計画をして実施してこなかったつけが回ってきました。
地震大国・日本どこで地震が発生してもおかしくないときに学校施設において直接子供の生命を脅かすような事態にならないよう早急の耐震化が必要です。