[2019.10.10] -[インフォメーション・新守口・議会報告]
桜町、日吉・金下団地の住民からの陳情を議論
住み慣れた街、住み続けたい市営住宅を奪わないで
9月18日は、総務建設委員会が開催されました。この委員会には、桜町団地、日吉金下団地から提出された「住替え要求撤回に関する陳情」、「桜町団地退去についての陳情」が審議されました。
この委員会には日本共産党議員がいないため、日本共産党としての見解を述べることができませんでした。
各委員から当局に対していくつかの質問や意見が出されました。
当局は桜町団地では2回、日吉金下団地では3回説明会を行ったと述べました。
補助制度、引っ越し費用と家賃補助は不十分との意見があるとの質問にはすでに制度を利用して退去された住民もいる。今後もこの金額で進めていくとの答弁でした。
また一方的な強制退去陳情書に書いてあるがとの質問には一方的な判断で強制退去を迫ることは考えていないと答えました。
高齢者になると保証人の問題など民間の家屋を借りにくくなるが、この点を守口市として考えているのかとの質問には。不動産業者に協力を求めると答弁し、具体的手立てを考えていないことが明らかになりました。
守口市が提案している家賃補助でそれに見合う民間住宅はあるのかとの質問にも、不動産業者との相談になるとの答弁でした。
議会の側も説明を丁寧に行うように求めるだけで、住み替え事業撤回を求める意見はありませんでした。