こんにちは。守口市会議員団です。
[2019.8.27] -[インフォメーション・新守口・議会報告]
私道でも市民のみんなが使う道~市の責任で道路の改修を
こどもの園外活動の安全確保は急務!
先週号にひきつづき日本共産党の杉本えつ子議員の一般質問をお知らせします。私道の改修と子どもの安全についてです。
私道の舗装を市の責任で行うことを求める
守口市の道路は、ひび割れやでこぼこ、時にはアスファルトがはがれて砂利や砂地が浮き上がっているところ等があり、歩行者はもちろん、自転車でも走りにくくなっています。
ましてや歩行者、特に高齢者の方にとってはつまづく原因にもなり、かなり危険な状態です。
道路には市の認定道路などの公道と個人所有の私道があります。市の認定道路は、市民からの要望があれば遅ればせながらも市の責任で舗装がされています。 舗装されていない道路はほとんど私道です。
守口市には「私道舗装工事助成要綱」がありますが、とても個人所有者が簡単に使えるほどやさしいことではありません。
他市では多数の市民の利用に使われ、公道と同様な機能を果たしていれば、私道でも一定の条件をもクリアーしているものであれば市が全面舗装をするとしている所もあります。
例えば鉄道駅、市役所 地区センター 図書館から半径500m以内であることや小中学校の新設等に伴い指定された私道、などがうたわれています。
平成19年以前は守口市でも公私道区別せず舗装してきました。魅力ある守口にするために私道の舗装を進めるべきだと思いますがいかがでしょうか
園外散歩道の安全確保を求める
5月8日に滋賀県大津市内の保育所の園児と保育士が散歩中、交差点の信号待ちをしていて、交通事故に巻き込まれ、2人の児童が亡くなり、1人が今も重体で、保育士も含めて13人もがケガを負うという痛ましい事故が起こりました。
この事故を受けて、大阪府は子育て支援課長名で9日に「園外活動における安全確保について」が各市町村保育主管課長宛てに通知されました。それによると「保育所などにおいて安全に園外活動が実施できるように活動場所及び移動ルートについて、危険個所を把握し、必要に応じて見直しを図るようになど、安全管理の徹底」を求めています。また、保護者の通園も安全に行えるように送迎ルートの危険個所の把握や見直しの検討なども行うよう保護者に周知するようにも求めています。
守口市は市内の認定こども園や保育所幼稚園等に子ども施設課長名で「認定こども園等における園外活動に係る安全点検について」なる文書で、「今回の事故をかんがみ、再度散歩ルート引率方法等の安全点検を実施」するように依頼しましたが、依頼するだけでいいのでしょうか。こども部子ども施設課が主体で、守口市が一丸となって守口じゅうの通学路や公園など、保育施設や学校が園外活動で利用する道路や施設を1日も早く点検し、不備があれば改修して安全確保に努めることが守口市の責任ではないでしょうか。今、どの程度まで点検をされていますか。
子どもの育ちの中で、外遊びは心身の発達上からも健康上からも不可欠です。
その外遊びの保障のために、園庭のない施設にとっては園外活動いわゆる散歩は日常的に欠かせない活動です。大津市の事故にあった保育園でもそうでしたが、保育士等職員は子どもたちの安全を確保するため、日頃から、安全確認に心掛けています。守口市自らが、市内の道路の歩道のガードレールの設置状況を含め、危険個所の点検把握を1日も早く実施して改修することが求められていますがどうお考えですか?