こんにちは。守口市会議員団です。
[2019.8.27] -[新守口]
問われる公民連携の理念~地域の公園は地域で育む
守口市は、「公園外樹木剪定等業務」の委託業者の募集を行っています。
都市計画公園である大枝公園は管理運営業者がすでに決定していることから、大枝公園を除いた都市公園や児童公園、さらには、歩行路や街路の樹木の剪定、除草、運搬・処分、薬剤散布などを業務委託するとしています。「作業箇所については、業務計画書に基づいて進めるのものとする。ただし、緊急時等市監督員から作業箇所の指定があった場合、その指示に従うこと。作業前、作業終了後は本市監督員に報告し、確認を受けなければならない。また、暴風警報発令などの緊急を要する場合がある時は、本市の要請に速やかに対処できるよう態勢を整えておかなければならない。なお、9月末までに除草1回目を完了すること」
守口市を北部と南部に分けてそれぞれ募集を行っています。
北部の仕様書では「処分量は枝・葉217.4立方メートル、草86.8立方メートルを見込んでいるが確約するものではない。そのため、増減の設計変更は行わない。」とし、南部の仕様書では「処分量は枝・葉195.6立方メートル、草80.7立方メートルを見込んでいるが確約するものではない。そのため、増減の設計変更は行わない。」としています。
9月末までに除草を1回することとしていますが、町内会や老人会などのボランティアによる定期清掃ができていない所では、すでに雑草が生い茂っています。地域の公園は地域で育むという公民連携、官民共同の理念をどうするのかきちんと議論されなければなりません。
平成31年度予算ではこの委託費は5千5百万円です。業務委託はこれだけでなく、別に市内の公園(日吉公園外183箇所)でごみ収集、砂場・広場等の犬ふん等の清掃及び収集運搬、町会・ボランティア・老人クラブ等による定期的に清掃が行われている箇所のごみ袋、刈草、切枝等の収集運搬の委託1千百万円、また、公園外中低木刈込、歩行路外除草及び樹木下枝切業務委託併せて2千万円なども行われています。