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[2019.8.26] -[新守口]
日本の命運を分ける参院選で日本共産党の躍進を勝ち取ろうと、志位和夫委員長は15日、大阪市梅田、ヨドバシカメラ前で支援を訴えました。
多くの聴衆がつめかけ、街ゆく人が立ち止まり、真剣なまなざしを向ける中、志位氏が「希望と安心の日本」にむけた日本共産党の提案を紹介すると、「そうだ」「その通り」の声と、大きな拍手が響きました。
志位氏は、金融庁の審議会が、年金暮らしの夫婦の平均収入と支出の差が月5万5千円、30年間で2000万円不足するとの報告書を出したことに言及。年金を自動削減する仕組みである「マクロ経済スライド」により、現在41歳以下の人は夫婦でさらに30年間で1600万円カットされるとして、「『100年安心の年金』といいながら、老後は年金に頼るなとは、詐欺同然のやり方ではないでしょうか」と批判しました。
政府が報告書の「受け取り拒否」の態度をとっていることについて、「都合の悪いことを隠ぺいするとんでもない態度です。あわてて拒否しても年金が足りないという事実は変わりません。貧しい年金の現実を直視して、安心の年金をつくることこそ政治の責任です」と強調。「マクロ経済スライド」を廃止して「減らない年金」を実現し、低年金者に一律月5千円、年6万円を上乗せし、底上げをはかるとして、「日本共産党の躍進で安心できる年金への第一歩を踏み出しましょう」とよびかけました。
街頭を埋める人垣からの盛んな声援のなか、山下よしき副委員長・参院比例予定候補、たつみコータロー参院大阪選挙区予定候補、山本のり子参院比例予定候補が訴え。山下氏は「あの侵略戦争に命がけで反対したのが日本共産党。だから、どんな時もブレない政党です」、たつみ氏は「コンビニオーナーを守る法律がないならつくる。ブラックな働き方を変える」と力強く呼びかけました。
宮本たけし前衆院議員が紹介され、二見伸明元公明党副委員長と宮本亜紀弁護士が連帯あいさつ。二見氏は「共産党は約束を守る政党だ。弾圧に次ぐ弾圧の時代にもブレなかった」と訴えました。