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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    市営住宅桜町団地立ち退き問題

    [2019.6.4] -[インフォメーション新守口]

    入居者の憤り収まらず、話し合いは平行線

     守口市は、市営住宅桜町団地や日吉金下団地の老朽化や非耐震性のために居住者の立ち退きを計画していますが、5月22日、市営住宅桜町団地の住み替えについての説明会第2回目が行われました。
     冒頭、担当窓口の住宅まちづくり課が住み替え補助金についての資料を配布し、その説明を行いました。
     補助金の種類として「引っ越し費用補助、引っ越し雑費補助、家賃補助」の3種類の説明を行っている最中に入居者から、「移転先もないのに補助金の説明するとはどういうことか」「ここにきている人たちの年齢を考えても引っ越しなんかできるはずがないだろう」「引っ越しは自分でするのだろう、できるわけがないよ。」「生活するのがやっとだから」等々たくさんの苦情が出されました。
     守ロ市は平成25年には建て替えという方針を出していましたが30年に突然これらの市営住宅は廃止するとの方針に変更しています。そのことについても、
    「市の都合でどうして方針を変えたのか。私たちには相談も何にもなかった」との厳しい意見が出されました。
     桜町団地には、建設当初、当該地域の「再開発」による立ち退きで市営住宅に入居した市民もあり、公募による抽選で入所した市民もいます。
     立ち退きにより入居した市民は「もう立ち退きはないと思っていたのにまたこんな問題が出るとはどういうことか」と憤っていました。
     守口市は耐震がなく安全に生活していただくために住み替えしていただきたいと答弁していましたが、「耐震問題など10年前からわかっている。建設するところを決めてから住み替えるのが当たり前。耐震がないのなら建て替えるのが当たり前でしょう」「病院通いで場所によったらかかりつけ医も変わってくるし、隣近所のコミュニティも変わってくる。そうなると認知症がひどくなる。守ロ市はそういう人をつくりたいのか」「阪神淡路大震災や東日本大震災でも仮設住宅が解消されてから孤独死が増えている、コミュニティが無くなるからだ。市長はこどもの事ばかり考えているが高齢者がいるから子どももいる。若いときには税金をきちんと納めてきた。漠然として生きてきたわけではない。家賃補助を2年出してもらってもそのあとはどうするのか。金やるからどこにでも行けとはよく言うわ」「今回は話を聞くだけでこんな補助は納得できないから資料は返却する」と資料は返却され、話し合いは平行線で、三々五々解散となりました。