こんにちは。守口市会議員団です。
[2019.5.17] -[新守口]
第90回メーデー
安倍政治サヨナラの声響かせ
第90回の節目のメーデーが開催されました。
本来なら1920年の第1回メーデーから数えて100回となるはずでした。しかし、二・二六事件の起きた1936年から敗戦の45年までの10年間、日本軍国主義の下でメーデーは禁止されました。40年には、全ての労働組合が解散させられ、「大日本産業報国会」という戦争協力機関がつくられました。「平和なくして労働組合運動なし」―痛苦の教訓を忘れてはなりません。
安保法制=戦争法の強行「専守防衛」の建前すら投げ捨てる大軍拡、沖縄・辺野古での米軍新基地建設の推進、メディア支配、そして9条改憲―。ウソと強権の暴走政治を続ける安倍晋三首相の野望は、新しい軍国主義とファシズムへの国家改造に他なりません。
8時間労働制を求める労働者の国際連帯の日として始まったメーデーは、日本では生活と権利の向上とともに平和と民主主義を高く掲げた国民的デモンストレーションとしてたたかわれてきました。
民主主義の基本が破壊され、「戦争する国」への暴走が加速している今、メーデーと労働組合運動の真価が問われています。メーデーから続く「5・3憲法集会」へと、「安倍9条改憲阻止」へ取り組みを大きく進める時です。
第90回大阪メーデーが5月1日、大阪市北区の扇町公園で開かれ、雨の中、「8時間働いて普通に暮らせる賃金を」「いのち、くらし、平和を守るまともな政治を」などの横断幕、プラカードが並ぶ会場に3500人が参加しました。 日本共産党の柳利昭府委員長、清水忠史衆院議員、たつみコータロー参院議員、とともに登壇した山下よしき副委員長・参院議員は、市民と野党の共闘が大きく動いた衆院大阪12区補選にふれて、「市民と野党の共闘を何としても成功させ、多くの国民に安倍政治に代わる希望ある政治へのメッセージが届くよう全力を尽くす」と訴えました。
杉本えつ子守口市議、大藤みつ子、酒井みちよ、まさき求の各前守口市議も参加しました。
憲法守る行動多彩に
総がかり 2万人つどう
大阪市北区の扇町公園で「5・3輝け憲法!平和といのちと人権を!おおさか総がかり集会」(主催・おおさか総がかり行動実行委員会)が開かれ、2万人が参加しました。集会後、3コースに分かれてパレードしました。
二宮厚美神戸大学名誉教授がゲストスピーチし、安倍首相が狙う改憲をめぐる情勢やアベノミクスの破たんなどについて指摘。参院選の1人区で野党共闘が成功すれば国会で3分の2以上を狙う改憲派の野望は打ち砕けると強調しました。
日本共産党、立憲民主党、社民党の代表があいさつ。日本共産党の山下よしき副委員長・参院議員が「3000万人署名を大きく成功させ、市民と野党の共闘で自公と維新を少数に追い込み、安倍政権もろとも9条改憲のたくらみを葬り去ろう」と訴えました。
日本共産党の清水ただし衆院議員、たつみコータロー参院議員、無所属で衆院大阪12区補選をたたかった宮本岳志前衆院議員も参加しました。