• HOME
  • インフォメーション
  • 議会報告
  • 政策と実績
  • 生活相談
  • 新守口
  • こんにちは。守口市会議員団です。

    平成29年2月定例会 3月24日の本会議での杉本悦子議員の「議案第25号守口市地区コミュニティセンター条例の一部を改正する条例」への反対討論を紹介します。

    [2017.3.24] -[インフォメーション新着情報議会報告]

    私は議案第25号 守口市地区コミュニティセンター条例の一部を改正する条例案に反対の討論を行います。

    この議案は
     ①指定管理者が、利用料を利用者から受け取れるようにする。
     ②拠点施設の名称をエリアコミュニティセンターとする。
     ③拠点施設を東部・中部・南部の三つと、庭窪、北部、八雲東、錦、西部の5地区コミュニティセンターを残し、東部、東、庭窪分室、中央、三郷、南部地区コミュニティセンターを廃止する条例です。

     平成25年の最初の守口市地域コミュニティ拠点施設検討懇話会や基本方針策定からこの間、ずっとエリア地域コミュニティ拠点施設と呼ばれ市民にもなじんできました。その意味ではエリア地域コミュニティ拠点施設という名称を使うべきです。市民には地区もエリアも意味は同じだから、地区コミュニティセンターとエリアコミュニティセンターとどちらが拠点なのかは区別がつかない名称です。基本計画を今も大切にするというならば「拠点施設」をつかうべきです。

     さらに市民環境委員会の中で、「南部拠点施設は寺方小跡地建設になったとは言っていない」と理事者から発言がありましたが、平成27年6月の各公民館で行われたタウンミーティングで、市長は「守口市のたたき台の案として寺方小学校跡ということになっています。」と錦公民館、南部公民館で発言し、「今のところ寺方小学校跡地に建設するという方向ということでございます」と北部公民館で発言をしており、地域でも議会でも寺方小跡地にできる ということになっていました。
     昨年10月庁舎内で設けられた守口市地域コミュニティ拠点施設検討会議では、南部の拠点施設としては事務局として4つの案を提示したいとし、寺方小、橋波小、四中、南小学校が挙げられていましたが、今年1月になって突然に 保健センターに空き室が多くあり、費用的に軽費でできることなどを理由に保健センターという検討が始められました。
     保健センターは、福祉の増進に使う目的で平成5年に建設されたものです、防災拠点でもなく避難所でもなく、救護施設です。有事の時の態勢が不安です。広さについても1階が690㎡、4階が360㎡、体育館が1360㎡で、基本方針で目安にしている2000㎡をクリアしているといいますが、体育室だけが広く、肝心な基本計画の部分が狭い。菊水老人センターの機能も入れるということでしたのでさらに狭あいであるといわなければなりません。
     既存の地区コミュニティセンターは市民に目につきやすく建物が立派です。比べてエリア拠点施設は庁舎の地下や保健センターの一階・四階・体育館は別建物と寄せ集めの施設です。いかにも建設費用を抑えて拠点施設としてただ単に作ったというのが明らかです。基本計画に沿ったすべての機能を一つの建物におさめた本物の拠点施設を建設すべきです。

     保健センター内に南部拠点施設をつくると南小校区からはたいへん遠いです。地区コミュニティセンターを集約するのでなく、南部コミセンも三郷コミセンも残すべきです。
    以上反対討論とします。