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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    平成29年2月定例会 3月24日の本会議での酒井美知代議員の「議案第21号 守口市生計援助資金貸付基金条例を廃止する条例」への反対討論を紹介します。

    [2017.3.24] -[新着情報議会報告]

     私は、議案第21号 守口市生計援助資金貸付基金条例を廃止する条例案に 反対の討論をいたします。

     昭和45年に公益質屋に変わる生計援助の制度として、貸付制度ができて47年間の間、貸付ゼロの年はなく、ここ数年10件台にまで減少していましたが、昨年度平成27年度と今年度28年度は急激に増えています。貸付理由は、医療費支払いや、休業等による給料減少、引越費用、冠婚葬祭などで、昨年今年ともに40件以上の貸し出しがされています。

     この条例を廃止する理由に、28年度から社会福祉協議会の緊急小口資金貸付制度が始まったことをあげていますが、この社協の緊急小口貸付制度は今年度4月から1月までの10か月間で、37件相談を受けて貸付にまで至ったのは11件という厳しさです。 貸付理由は初回給料までのつなぎが8件で、大半を占め生計援助資金貸付とは理由も異なり、また貸付が決まるまでにも2,3週間要ることや、返済期間も12カ月と短く生計援助資金貸付とは制度その物が異なります。

    くらしの困難から市民を守る最後のセーフティネットとして、こういう貸付制度は、市民の暮らし を守る自治体として最低限守り続ける制度です。以上反対討論とします。