こんにちは。守口市会議員団です。
[2017.1.10] -[新守口]
「守口市特定事業主行動計画」は絵にもかけない餅か?
平成28年3月に守口市は、『職員が「安心して子育て」し、男女ともに「イキイキ」した職場を目指して』特定事業主行動計画を策定しました。他市では、目標を決め取り組みを始めている中で、守口市の計画は、男性子育て参加に向けた取り組みは、育児休業取得 現状0から5%へ、育児参加のための休暇取得 現状10%から15%へなど目標値はありますが、年次有給休暇や時間外勤務の縮減については目標値はありません。
酒井委員が、質したところ 「27年度の年休取得は平均10.4日、取得率27.4%で大阪府下平均は28%なので、課題ではない。」の答弁。守口市は24年度11.5日30.3% 25年度12.9日33.5% 26年度10.8日28%(左図参照)で、27年度は過去4年の中でも平均取得は最低です。取得率では25年度より6.1%も低くなっています。なぜ府下平均と比べて課題がないと言えるのかわかりません。又、時間外勤務時間は27年度は年間85.5時間・月7時間だというのです。夜遅くまで灯が点き、土曜日曜も業務に従事している職員の姿からは、この数字が実態を示すものとは思えません。市役所は地域の事業所の模範職場となるべきです。計画が「餅の絵」にもならないようでは計画といえないのではないでしょうか?