こんにちは。守口市会議員団です。
6月20日、福祉教育委員会に日本共産党酒井議員が出席し、議案審議を行いました。
議案第42号は、守口市の奨学資金制度にマイナンバーを利用するというもので、市民にとってのメリットを問うと、所得証明の提出が不要になるという守口市の答弁でした。酒井議員は守口市奨学資金条例第1条の教育の機会均等の目的のためには、2月議会で可決した意見書のように無利子の奨学金や給付制が望ましいと要望しました。
学校建設3校の契約議案では、寺方南小学校について昨年開園した敷地内のあおぞら認定こども園への配慮はどうしているかの質問に「解体工事の際も園長と業者で打ち合わせをしてすすめた。新築工事でも同じようにして進める」と教育委員会の答弁がありました。
さつき小については本年12月末に校庭整備が完了し1月から使用可能という答弁を確認して、生徒たちが裸足でも安全な整備を強く要望しました。
よつば小では、現状と、解体工事と建築工事期間との重なりの理由を質して、解体工事で出た廃材や新築の建材の運搬車両のルートの確保が市民の合意を得られるよう、また近隣住民への負担が最小限のものになるよう要望しました。
補正予算(第2号)では、学習支援のICT利用について狭い意味での学力向上ではなく生きる力を育てる教育が望ましいのではと意見しました。
また、民間認定こども園への増改築予算は、その時々の情勢で保育を必要とする子には増減があるので、入所児の増減の調整可能な公立は3カ所では不足ではないかと発言しました。
21日に開かれた市民環境委員会には大藤議員が委員長として、杉本議員が委員として出席しました。議案は補正予算(2号)と(3号)です。
補正(2号)の一つは下島町だんじり保存会への太鼓の助成。二つ目は庭窪コミュニティセンターの雨漏りと天井照明・外壁の補修工事、八雲東と庭窪コミュニティセンターのトイレの補修工事の予算です。庭窪と八雲東はコミセン拠点施設3館が建設されても残す計画です。しかも庭窪は昭和42年に建設された建物です。杉本議員は外壁も大事だが耐震も計画的にやってほしいと意見を述べました。
補正予算(3号)は旧藤田中跡地に、昨年末から行われていた東部地域コミュニティ拠点施設の建設工事が、4月半ばから中断している原因の産廃撤去の予算約1億3700万です。建設工事に当たって地盤調査の試掘を行ったところ建設廃材(コンクリートガラや鉄筋、アスファルト片)が地中から出てきたのです。いったいいつ埋められた産廃なのか分かっていません。「藤田中の解体費用は1億6千万なのに残廃処理に1億3千万は多すぎる。責任も原因もあいまいなままで、多額の支出は認められない。」と反対しました。
この予算については22日総務建設委員会でも、まさき議員が審議し、反対しました。